東芝モバイルディスプレイ、裸眼で3D映像を楽しめる21型ディスプレイを開発

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2010/04/27 20:39

 東芝モバイルディスプレイは4月27日、メガネを使わずに3D(立体)映像を楽しめる21型の裸眼式高精細立体表示ディスプレイを開発したと発表した。

裸眼で3D映像を楽しめる21型ディスプレイ

 多方向から撮影した映像を見る角度に応じて表示するインテグラルイメージング(光線再生)方式を採用。9方向から見た画像データを再現するので、見る人の視点移動に合わせて見える映像も変化するという、メガネ方式にはない特徴を持つ。より自然な立体映像を映し出すことができるので、長時間閲覧しても目が疲れにくい。また、レンズシートで表面輝度の低下を抑制し、低消費電力で一般ディスプレイと変わらない明るさを提供する。表示画素数は1280×800。輝度は480cd/m2。

 従来、インテグラルイメージング方式は、ディスプレイの画素数に対して視差数分だけ3D表示画面の精細度が低くなることが課題となっていたが、同社がこれまで培った低温ポリシリコン技術を利用した高精細画面と組み合わせることで、この課題を解決した。

 一般的なモニタのように正面から向き合って映像を見る以外にも、パネルを倒した状態で上方からの高い目線で俯瞰して見ることもできる。正面視に対して俯瞰視は立体感を得られやすく、より臨場感を感じることが可能。

 なお、開発したディスプレイは、5月25日から27日まで、米シアトルで開催されるSID 2010 International Symposium, Seminar and Exhibitionの東芝ブースで展示する予定。