今こそ、手書きパワーに注目! ピンクの魔法「Lady Pen」体験♪

レビュー

2009/12/21 17:52

 一見するとシンプルなかわいいペン。だけど、そのペンを使うと、紙やノートに書いた手書きの文字やイラストが、そのままパソコンにデータとして保存される…。そんな不思議なアイテム、デジタルペンを知っていますか? MVPenテクノロジーズの女性向けデジタルペン「Lady Pen」は、A4サイズ内ならノートでも手帳でも、好きな紙に描いた文字や絵が瞬時にデータ化され、パソコンに取り込まれます。手書きの文字や絵がそのままデータになるってどういうこと? 使い心地はどんな感じ? そんな疑問を胸に「Lady Pen」を使ってみました。

箱を開けていざ体験♪



見た目に加えて箱もかわいい「Lady Pen」

 箱を開けると、スイートなピンク色のペン&同色の本体ユニットが。そのふんわりカラーはまるでイチゴミルクのチョコみたい! 手のひらサイズのユニット本体は、ソラマメを思わせる愛らしいカタチ。同じくピンク色の箱も可愛くて、プレゼントにもらったらうれしいかも♪ と思わせる見た目です。

 まずは、二つの専用ソフトウェア「NoteTaker(ノートテーカー)」と「MyScriptNote(マイスクリプトノート)」をPCにインストール。付属のアプリケーションCDを入れれば、ほとんど自動でやってくれます。

PCに接続したところ

 インストール後、スタートメニューに現われたノートテーカーを起動。ユニット本体をUSBケーブルで接続して、今日のために購入したスケッチブックの左上に置きました。そして、いよいよペンのふたを取って……紙にペン先を置いたとたん、PC画面にスクリーンが出現。どうやらこれが、画面上のノートのようです。

 そのままペン先をグルグルグル。おおー!! 描けてる描けてる! 自分が書いた軌跡が目の前のスケッチブックだけでなく、そのままスクリーン上に現われています。それだけでも快感ですが、このペンは書き心地もすごくいい! ペン先が紙の上を滑らかに移動する感覚が、たまらなく気持ちいいです。

書き心地もバツグン

 ひと通り遊んだら、次はツールバーからチェックボタンを選択して、いったんマイノート内に保存。こうしておけば、後でデータを加工できます。もちろんこの段階で、任意のフォルダに画像ファイルとして保存したり、Eメールに添付したり、印刷することができます。

ユニット本体がずれると意味がない!?



 今度はちょっと絵でも描いて遊んでみよう! と、イラストを描いてからスクリーンを見ると……。あれ!? なんか線が微妙にずれている。スケッチブック上ではきちんと描けている絵が、画面上ではまるで目を閉じて描いたよう。絵が絵として成り立っていません。どうやら夢中になりすぎて、いつの間にかユニット本体を動かしてしまっていたようです。当たり前ですが、ユニット本体がずれると、その分だけペン先の始点が本来の位置から動いてしまいます。絵や文字を描くときは、本体ウラのクリップでユニット本体をしっかりと固定し、うっかり触れて動かさないよう気をつけましょう。

 さて、保存した画面をマイノートから開いてみると、今後は余白がない! みなさん、紙あるいは便箋に手紙などを書くときは、上下左右にほどよい程度の余白を残しますよね? 「Lady Pen」のデータは、文字あるいは絵が描かれた部分をぎりぎり長方形に切り取って保存するので、文字周辺の余白がまったくなく、紙のスミからスミまできっちりと描いたようになってしまうのです。そこで、適度な余白スペースをとるため、文字から離れたところに印をつけてから保存してみました。

枠線をつけるのも一つの方法

 ちなみに、この余白のためにつけた印を加工の際に削除してしまうと、余白ごと削除されてしまうので要注意。クリスマスカードや年賀状を書くときは、イラストを入れてみたり、罫線や枠を描くなどして、ほどよい余白を作る工夫をするとよさそうです。

色や太さを変えて遊ぼう!



 さて、この「Lady Pen」の最も楽しいポイントは、ツールバーを使ってペンの幅の太さやカラーが自由に変えられること。ペン幅はちょっと太めのボールペンからマジックペンくらいの幅まで、10のバリエーションが。カラーは基本48色のほか、色合い、鮮やかさ、明るさを選択してオリジナルのカラーも作ることができます。自分で作ったカラーは最大16色保存できるので、少しずつ色合いの異なる同系色を揃えたり、パステルカラーを充実させたり、思いのまま。自分好みのカラーでイラストや文字が描けます。

基本色に加えてオリジナル色を作ることも可能

 ツールバーには、ほかにもいったん描いた線を「元に戻す」で消したり、消したものをまた復活させられるボタンも。通常の手描きでは「これ、もう一度書き直さなきゃ!」なんて失敗も、ワンクリックでナシにできるところが素晴らしい! これなら手書きならではの「失敗したらいやだな」というプレッシャー、間違えたときの面倒くささとは無縁のまま、手書きの楽しさだけが味わえます。年賀状やクリスマスカードで力作を作るにはもってこいの機能ですね。

さまざまな線と色を組み合わせられるので、自由度はとても高い

ほんとに保存できる!? モバイルモード



 次は、ケーブルを外してモバイルモードにトライ。なんとこの「Lady Pen」、ちっちゃな本体ユニットのみで、なんとA4サイズ50枚分以上の手書きデータを保存できるのだそう。それも紙にクリップで固定したまま、ペンを走らせるだけでOKなのだからびっくりです。別ページに移りたいときには、本体右のボタンを押せば新しいページに。ペンケースに入れて持ち運べるから、料理教室や英会話などのメモはもちろん、旅の日記やスケッチを描くときにも重宝しそう。大切な記録が、かすれたり色あせたりする心配もありません。

カフェでコーヒーを飲みながらメッセージを作成

 ちなみに、モバイルモードで使えるのは、最小のペン幅と黒カラーのみ。パソコンに取り込んだ後に色を変えたり、ペン幅を変えたりできます。

できあがったメッセージはPCに取り込んで加工できる

 さらに「Lady Pen」には、手書き文字をデジタルのテキストに変換できる機能があります。打ち合わせや取材のメモをテキストデータにして保存できるから、わざわざ打ち直す手間もなし。メモ用にモバイルPCを持ち歩く必要もありません。

なんといっても楽しいところがいい!



 「クリスマスや年末年始のメッセージが、単なる挨拶メールでは味気ない。だけど手書きなんて面倒くさい!」という人は、一度でも「Lady Pen」を使えば、手書きの楽しさ&温かさのとりこになるはず!

 「Lady Pen」でしばらく遊んでから、テキストを打ったり、メールを送信したりすると、字面のそっけなさ、変化のなさに驚くような気持ちに。友人に心を込めて打ったはずのメールまで、何だかよそよそしく思えてきます。手書きの文字から伝わるその人ならではの温もりや個性って、時にはメッセージの内容と同じくらい大切なもの。そこへ顔文字や記号じゃない、自分だけのポイントやイラストを入れられたら、単なるメールやブログの何倍も楽しそうだと思いませんか?

「Lady Pen」で作った誕生日カード
手書きならではの温もりが出せる

 画材の用意や修正の手間いらずで、ラクラク手書きが楽しめちゃう「Lady Pen」。自分で使うのはもちろん、大切な人へのクリスマスギフト、帰省したときの親孝行アイテム、友達への出産祝いなどのプレゼントにしてもよさそうです。(フリーライター・梶本愛貴)