マカフィーは12月3日、国別ドメインの危険度をランキング形式で示した年次報告書「危険なWebサイトの世界分布」を発表。2009年で最も危険な国は、アフリカのカメルーン「.cm」だった。

危険なWebサイトの世界分布

 危険度は、当該ドメイン中にどれだけ危険なWebサイトがあるのかをパーセンテージで表示。危険度が最も高かったのはカメルーン「.cm」で、36.7%。2008年は圏外だったが、09年には1位に浮上した。

 「.com」のタイプミスになりやすいことから、多くのサイバー犯罪者が、つづり間違いのドメイン名の不正占有(タイポスクワッティング)を目的とした偽サイトを開設し、悪質なダウンロード、スパイウェア、アドウェア、その他の不審なプログラムに誘導している。

 2位は中国「.cn」で23.4%、3位はサモア「.ws」で17.8%、4位はフィリピン「.ph」で13.1%、5位は旧ソ連「.su」で5.2%だった。中国とサモアは2年連続で危険なドメインの上位5位以内に入っている。

 一方、国別ドメインで最も安全と評価されたのは、日本「.jp」だった。次に危険度の低い国はアイルランド「.ie」。3位はクロアチア「.hr」、4位はルクセンブルグ「.lu」。1-4位の危険度は0.1%。5位はバヌアツ「.vu」で0.2%だった。

 報告書の発行は09年で3回目。リスクの高いWebサイトや悪意あるダウンロード、またはスパムの送信といった観点から、世界で最もリスクの高いドメインと最も安全なドメインに関する概要を示している。