東芝、ネットノート「MXシリーズ」を新たに追加、ネットブックより高性能に

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2009/10/13 14:23

 東芝は10月13日、ノートPCブランド「dynabook」09年秋モデルとして、基本性能を高めたモバイルノートPCの新シリーズ「MXシリーズ」とネットブック「UXシリーズ」など、新OS「Windows 7」を搭載したモデルを10月22日から順次発売すると発表した。価格はいずれもオープン。

ネットブックより性能を向上したモバイルPC――MXシリーズ



 新シリーズ「MXシリーズ」は、「ネットブックを超える『ネットノート』」がコンセプト。ネットブックのように薄型・軽量でありながら、バッテリー駆動時間を長くしたほか、超低電圧版CPUの採用により処理性能を強化したのが特徴。画面サイズの異なる2モデルをラインアップし、ユーザーは用途に適したサイズを選べる。

MXシリーズ(MX/33K)

 上位モデル「MX/43K」は、解像度1366×768ピクセルの13.3型ワイド液晶を装備。約10.5時間のバッテリー駆動を実現した。CPUにCore 2 Duo SU9400(1.40GHz)、2GBのメモリを搭載。重さは1.76kg。カラーはリュクスホワイトのみ。実勢価格は12万円前後の見込み。

 また、下位モデル「MX/33K」は解像度1366×768ピクセルの11.6型ワイド液晶を採用。バッテリー駆動時間は約9.5時間。主な仕様はCPUがCeleron 743(1.30GHz)、2GBのメモリ。重さは1.58kg。カラーはリュクスホワイト、プレシャスブラック、アイアンレッドの3色。実勢価格は9万円前後の見込み。

 いずれも250GBのHDDのほか、インターフェイスにHDMI端子×1やUSB端子×3を備える。また、無線LAN IEEE802.11b/g/nに準拠。OSはWindows 7 Home Premium 32ビット版。

WiMAX対応など10.1型ワイドのネットブック――UXシリーズ



 「UXシリーズ」は10.1型ワイド液晶を搭載したネットブック。Windows 7 Starter(32ビット版)搭載し、HDDを従来モデルの160GBから250GBに増やしたのが特徴。主な仕様は、CPUがAtom N280(1.66GHz)、1GBのメモリ、インターフェイスにUSB端子×3を備える。ラインアップは4モデル。

UXシリーズ

 上位モデル「UX/27K」は、無線LAN IEEE802.11a/b/g/nに加え、UQコミュニケーションズの高速無線データ通信技術「WiMAX」に対応するのが特徴。バッテリーの駆動は4時間で、重さ1.18kg。また、「UX/25K」は10時間のバッテリー駆動を実現した。重さ1.33kg。2モデルともにカラーはスノーホワイトのみで、実勢価格は7万円前後の見込み。

 下位モデル「UX/24K」は、統合ソフトOffice Personal 2007の2年間ライセンス版を搭載する。実勢価格は7万円台半ば。一方、「UX/23K」はOffice非搭載のエントリーモデルで、実勢価格は6万円台半ばの見込み。なお、2モデルともに重さは1.18kgで、カラーはコスミックブラック、スノーホワイト、サテンブラウンの3色から選択できる。
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