トレンドマイクロは7月13日、ネット犯罪の実話を基にしたショートムービー「サイバー犯罪者たちの告白」を同社Webサイトで公開した。

「サイバー犯罪者たちの告白」のWebページ

 実話を基にした最新のネット犯罪の手口を「セキュリティソフト詐欺」「豚インフルエンザ」「メモリーカードで無差別テロ」「犯罪地獄に変わったオークションサイト」の4つのショートムービーで紹介する。映像の各所に用語説明を入れるなど、セキュリティに詳しくないユーザーでも理解できるコンテンツに仕上げた。

 「セキュリティソフト詐欺」の話では、ユーザーの車に駐車違反のシールを模したシールが貼られており、そこには「Webで手続きをしてください」との記載が。指示に従ったユーザーを不正サイトに誘導し、偽セキュリティソフトを購入するように促す手口だという。

 「豚インフルエンザ(新型インフルエンザ)情報でパソコン乗っ取り」の話では、「豚インフルエンザに関する知識」という国立感染症研究所からのメールを読んだユーザーを悲劇が襲う。送信元の信頼感をたてにメールを開封させ、パソコンを乗っ取る騙しの手口が明らかになる。

 「メモリーカードで無差別テロ」では、家電量販店のデジタルプリント注文機を利用した顧客のパソコンが、次々と不正プログラムに感染する。感染源は注文機に差し込んだメモリカード。一見ウイルス感染とはかけ離れた、人々になじみのある「物」を利用した犯行の手法を犯人が告白する。

 「犯罪地獄に変わったオークションサイト」では、本物そっくりに作られた偽サイトでID詐取後に繰り広げられる架空出品や代金をだまし取る犯行の裏側が犯人によって赤裸々に語られる。

 このほか同社では、ユーザーによる「不正プログラム感染被害体験談」を同Webサイトで募集する。ユーザー同士が被害体験を共有することで、より多くの人に不正プログラムの感染防止を訴えていくことが狙い。同社は、募集した内容を基にしたセキュリティ啓発コンテンツを作成・公開する活動をWebサイトを通じて行っていく。adpds_js('http://ds.advg.jp/adpds_deliver', 'adpds_site=bcnranking&adpds_frame=waku_111385');