ジュピターテレコム(J:COM)は6月9日、ゴーヤをグリーンカーテン(緑の日よけ)として利用するエコ活動「J:COMグリーンカーテン2009」として、東京都墨田区立立花吾嬬の森(たちばなあづまのもり)小学校で同校児童たちとグリーンカーテン作りを行った。グリーンカーテンは、植物の葉の気孔に含まれている水分が、風が当たって出ることで涼しく感じるという仕組み。

 ゴーヤのグリーンカーテン作りに参加したのは、立花吾嬬の森小学校の6年生56名。今回の取り組みは、植物を育てる体験をするという理科の授業の一環で、プランターに種を蒔いて苗を育て、その苗を校庭の花壇に移し、ゴーヤの蔓を這わせたフェンスでグリーンカーテンを作るというもの。当日は、日比谷花壇のガーデンニングアドバイザー荒木田文輝さんを講師に迎え、あらかじめ種を蒔いておいたプランターから、育った苗を花壇に移す作業を行った。

立花吾嬬の森小学校でグリーンカーテン作りを行った

 児童たちは、荒木田さんの「根っこを切らないようすることが重要」との指導を受けながら、シャベルで丁寧に花壇に苗を植えた。作業中は「意外と楽しい」と声をあげながら熱中。荒木田さんからは「キチンと手入れをしてあげることで、緑のカーテンになる」と、フェンスに蔓を這わせる支柱作り、虫の少ない都会で必要な人工受粉、水を欠かさないなどのアドバイスもあった。

ゴーヤの苗を花壇に移し、グリーンカーテンの完成を目指す

 作業終了後、佐藤準一校長は「(ゴーヤの成長は)みんなの世話にかかっています。夏休みも含め、しっかり世話をして下さい」と児童に呼びかけ、授業を締めくくった。ゴーヤが実をつけるまでの80-90日、児童たちは当番制でゴーヤを毎日見守っていくという。

 ゴーヤは、「苦いから嫌い」など、自宅ではあまり食べない児童が多いという。しかし、これから育てていくゴーヤは、家庭科の授業で調理して食べる予定で、「苦いから嫌い」という児童も、自分たちで作ったゴーヤは食べてみたいという興味を示している。食べられるゴーヤをグリーンカーテンとして利用することで、子どもたちの「食育」としての側面もあるようだ。

東京都墨田区立・立花吾嬬の森小学校

 J:COMでは、今後も学校や社屋、家庭でできる身近なエコとして、各地域で「グリーンカーテン」活動を推進していく考え。