パナソニック、マイクロフォーサーズシステム規格用の交換レンズ、3製品

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2009/03/26 15:23

 パナソニックは3月25日、「マイクロフォーサーズシステム」を採用するデジタル一眼専用の交換レンズとして、広角「H-F007014」、標準「H-FS014045」、高倍率「H-VS014140」のズームレンズ3製品を4月24日から順次発売すると発表した。

左から、H-F007014、H-FS014045、H-VS014140

 同社が発売するミラーレス構造で小型・軽量が特長のデジタル一眼「LUMIX G1」「LUMIX GH1」が採用している「マイクロフォーサーズシステム規格」用の交換レンズ。

 「H-F007014」は、世界最小の広角ズームレンズ。4枚のEDレンズと、2枚の非球面レンズによって、倍率色収差とディストーションを良好に補正する。焦点距離は35mmフィルムカメラ換算で14-28mm。レンズ構成は12群16枚、最小絞りはF22、開放絞りはF4.0、最短撮影距離は0.25m。本体サイズは最大径70×長さ83.1mm、重さ約300g。価格は12万4950円。

 標準ズームレンズ「H-FS014045」は、マイクロフォーサーズ初号機の「LUMIX G1」のキットレンズで、光学式手ブレ補正機構を搭載する。レンズ構成は、ガラスモールド非球面レンズを含む9群12枚で、諸収差をバランスよく補正する。焦点距離は35mmフィルムカメラ換算で28-90mm、最小絞りはF22、開放絞りはF3.5-F5.6、最短撮影距離は0.3m。本体サイズは最大径60×長さ60mm、重さ約195g。価格は3万6750円。

 「H-VS014140」は、フルタイムAFに対応する高倍率ズームレンズ。同日発表のフルハイビジョン動画が撮影できるデジタル一眼「LUMIX GH1」との組み合わせで、動画記録中のスムーズなAF、滑らかな絞り動作が可能。焦点距離は35mmフィルムカメラ換算28-280mmで、風景からスナップ、ポートレートまでほぼ全ての撮影シーンを一本でカバーする。

 4枚の非球面レンズと2枚のEDレンズを採用することで、ズーム全域で諸収差を補正。そのほか、光学式手ブレ補正機能を備える。レンズ構成は13群17枚、最小絞りはF22、開放絞りはF4.0-F5.8、最短撮影距離は0.5m。本体サイズは最大径70×長さ84mm、重さ約460g。価格は10万6050円。adpds_js('http://ds.advg.jp/adpds_deliver', 'adpds_site=bcnranking&adpds_frame=waku_111389');