ノートPCの使い道は、仕事とインターネットとメールだけ――それでは、あまりにももったいない。Windows Vistaを搭載した最新ノートPCは、さまざまな用途で活躍する。ノートPCのある暮らしを快適に楽しむために、どんなことに使いたいかを念頭に置きながら、ノートPCを選ぼう!

=本記事は2007年10月時点の内容です。最新の内容の記事はこちら

●個性化が進むノートPC まずは用途を明確に

 いま売り場に並んでいるノートPCは、一部のビジネスモデルなどを除いてWindows Vista Home Premiumを標準でインストールしている。Home Premiumといえば、Aeroなど操作性やビジュアルがよく話題になるが、Windows XPと比べて格段に強化されたマルチメディア機能も大きな魅力だ。例えば、インターネット経由で多彩な映像番組が楽しめる「メディアオンライン」もその一つ。スライドショーが簡単につくれる写真機能や動画編集機能を標準で備え、デジタル家電と組み合わせてさまざまな用途で活用することができるのだ。
 店頭にはこうしたWindows Vista Home Premiumの機能を存分に活かすことができる個性的なモデルが並んでいる。まず自分がどんな用途に使いたいかをハッキリ決めて、それに必要な機器や便利な機能を搭載している機種を選ぶことが、最大のポイントだ。

●映像コンテンツをとことん楽しむ

 テレビ番組放送のハイビジョン化が進み、ノートPCでもデジタルチューナーを搭載するモデルが増えている。テレビ番組だけでなく、映画などの映像ソフトもハイビジョンで楽しみたいなら、次世代DVDのBlu-rayやHD DVDに対応したモデルを選ぼう。東芝の「Qosmio F40/88DBL」は、地上デジタルチューナーを2基搭載し、地上デジタル放送の2番組同時録画ができる。HD DVDドライブを備え、ハイビジョン画質のHD DVDソフトを見ることができるほか、デジタル放送をハイビジョン画質のままディスクに記録・保存できるのが特徴だ。

 映像を楽しむことにウエイトをおくなら、液晶モニタは大きいほうがいい。Qosmioの液晶モニタは17型ワイド。これなら、ハイビジョンの高画質を楽しむのに十分なサイズだ。さらに大画面を求めるなら、1本のケーブルで映像や音声を劣化なしでやりとりできるHDMI端子を搭載するモデルを選ぶ手がある。PCとテレビをHDMIケーブルで接続すれば、PC画面をテレビに映し出し、PCで録画したテレビ番組やインターネット上の動画コンテンツを大画面で見ることができる。富士通「FMV-BIBLO NX95X/D」やNECの「LaVie C LC900/KG」など、搭載モデルが増えつつあるのでチェックしよう。



●写真やビデオの管理・編集ならデュアルコア搭載モデル

 HDMI端子搭載モデルは写真を楽しみたい人にもおすすめだ。Windows Vista Home Premiumは、写真を音楽付きのスライドショーにして再生する機能を備えている。リビングのテレビにPCをHDMIケーブルで接続すれば、フォトムービーをデジタル写真をみんなで見ることができる。また、デジタルビデオカメラで撮影した動画を扱うなら、処理能力に優れたデュアルコアCPUをもつモデルがいい。ソニーの「VAIO typeA AR64DB」はデュアルコアCPU、Intel Core 2 Duoを内蔵。ハイビジョン対応の動画編集ソフトを標準搭載し、ハイビジョン動画編集に最適だ。

●モバイル機能重視なら長時間駆動モデル

 最近ではデスクトップPCに代わるメインマシンとして、ノートPCを選択する傾向が強い。しかし、ノートPCならではのモバイル機能にこだわった13型未満のモニタをもつモデルも、ビジネス用途を中心に人気が高い。ポイントは、持ち運びに十分耐える“タフさ”。

 東芝の「dynabook SS RX1/T7A」は、ハイスペックな機能を備えたモバイルモデルだ。12.1型の液晶モニタと光学ドライブを搭載しながら世界最薄・最軽量を実現し、堅牢性と長時間駆動を両立する。

  ビジネスに特化するなら、情報漏えいのリスクに対応するセキュリティ機能もポイント。パナソニックの「Let’s Note W CF-W7BWHAJR」は、セキュリティチップ(TPM)でHDD内のデータ流出を防ぐ。

 職場や学校にたまに持って行くという程度なら、液晶サイズ13?14型くらいのコンパクトモデルが便利。14.1型ワイド液晶を備えたソニーの「VAIO typeC CR70B/W」なら、Microsft Office Personal 2007も標準でインストールしているので、ビジネスでも十分に活用できる。



●用途に合わせてワンポイントでモデル選び

 モデル選びには、もちろん価格も重要になる。高価なハイスペックマシンならあらゆる用途に対応するが、そのぶんお金もかかる。自分のやりたいこと、使い道を明確にして、必要な機能をもったモデルを選ぶのが賢い選び方だ。例えば、ネットショッピングのヘビーユーザーなら、ソニー「VAIO type F FE VGN-FE53B/W」など、電子決済が手軽にできる「Felicaポート」搭載モデルを選ぶ。テレビ電話がしたいなら、NEC「LaVie L LL750KG」などのWebカメラ内蔵モデルを選ぶ、ビジネス用途でも使うならPowerPointを標準で備えたシャープの「Mebius WT70V」を選ぶ――といった具合だ。