会議の記録やちょっとしたメモ代わりに活躍し、なにかと便利なICレコーダー。最新の機種は、携帯オーディオ代わりになる高音質の再生機能や、特定の音声を拾うズームマイクなど、多彩な機能がそろっているものが多い。用途に合わせて、自分に合うICレコーダーを選ぼう。

=本記事は2007年10月時点の内容です。最新の内容の記事はこちら

■PCとつなげて便利に使う

 ICレコーダーを選ぶときには、まず録音した音声をPCに保存できるかをチェックしよう。PCに保存すれば、音声をデータで管理できるだけでなく、メールに添付してほかの人に送るができる。PCに音声を保存できるICレコーダーには、本体にUSB端子を内蔵しPCに直接接続できるタイプと、USBケーブルで接続するタイプ、メモリカードを使うタイプの3つがある。

 最も手軽にPCと接続できるのは、USBポートに直接挿して使うオリンパス「V-13」などのUSB接続タイプ。シャープ「PA-VR10PC」など、ケーブル接続タイプもある。メモリカードタイプは録音対象によってカードを変えれば整理がしやすいが、対応機種は減りつつある。また三洋電機「ICR-B36」など、音声をPCに保存できないモデルも多い。値段が手頃なので、録音さえできればいいという人にオススメだ。



■録音ファイル形式に注意

 ICレコーダーの録音ファイル形式の主流は、WMAファイルだ。Windowsが標準で搭載する「Windows Media Player」で再生でき、汎用性が高い。Macでも「Windows Media Player for Mac」やオリンパスの「DSS Player-Lite for Mac」などの無料ソフトをインストールすれば、再生できる。また、ICレコーダーの中には、独自のファイル形式を採用しているケースもある。例えば、ソニーの「ICD-SX67」の録音形式はLPEC形式。MP3ファイルなどへの変換は、付属のソフトで行う。メーカーは同じでも、機種によって対応する音声ファイルはさまざま。複数のPCと接続したり、ファイルをほかの人にメールで送ったりといった使い方をするなら、録音ファイル形式に気をつけよう。



■録音機能で選ぶ

 ICレコーダーの基本機能は「録音」。録音機能にも注目だ。パナソニックの「RR-US470」などのズームマイク機能をもつモデルなら、録音対象の音をピンポイントに拾い、録りたい音を確実に録音できる。三洋電機「ICR-S279RM」は、2基の小型マイクをもち、電話録音もできる。また、CD並みの高音質で録音できるリニアPCM方式に対応したモデルもある。ローランドの「R-09」はこのリニアPCM方式に対応し、原音に近い鮮明な音を録音できる。



■さらに広がる多彩な機能

 最新のICレコーダーは、録音機能やPCとの連携機能以外にも、多彩な機能を備えている。前述のパナソニックの「RR-US470」など、万が一紛失したときに情報漏洩を防ぐセキュリティ機能が付いたモデルや、オリンパス「DS-60」のように、付属ソフトと連携してポッドキャスティングが楽しめるモデルなどさまざまだ。機能をチェックして、自分に合った1台を選ぼう。