ソニー、αシリーズ第2章の「α700」を発表、シェア10%以上を目指す

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2007/09/06 21:24

 ソニーは9月6日、有効1224万画素のCMOSセンサーを搭載した中級者向けのデジタル一眼レフカメラ「α700」を11月16日に発売すると発表した。ソニーは昨年、デジタル一眼レフ市場に参入し、第一弾モデル「α100」を7月に発売。新機種を「アルファ第2章」(石塚啓一・デジタルイメージング事業本部AMC事業部副事業部長)と位置づけ、シェア拡大を狙う。



 「α700」は、新開発の有効1224万画素のCMOSセンサー「Exmor(エクスモア)」と画像処理回路「BIONZ(ビオンズ)」を搭載。CMOSには4000個のアナログ-デジタル交換回路を埋め込むことで、高画質を維持しながら、ISO3200までの高感度撮影ができるようにしたほか、感度拡張で最高ISO6400まで対応できるようにした。



 新開発の手ブレ補正ユニットを使用し、最大4段分の手ブレ防止効果を得ることできる「ボディ内蔵手ブレ補正機能」を装備。オートフォーカス(AF)機能では、新たに開発した「中央デュアルクロス11点AFセンサー」を採用しており、11点で測距でのスピードの速い高精度のピント合わせができる。連続撮影機能は毎秒5コマ。

 軽量化も追求。ボディ素材はマグネシウム合金を採用しながら、約690gの重さを実現した。家電メーカーの強みを生かした「観る」楽しみについてもこだわり、本体にHDMI端子を装備し、ハイビジョン対応テレビとHDMIケーブルで接続すれば、撮影した写真をハイビジョン画質で楽しめる。さらに「ブラビア プレミアムフォト」に対応する同社製液晶テレビ「BRAVIA(ブラビア)」と組み合わせれば、写真鑑賞に最適化された画質モードに自動で切り替わり、写真が持つ繊細さや自然な階調表現、色合いなどを忠実に再現できる。



 モニターは大きくて見やすい92.1万ドットの3.0型「エクストラファイン液晶」。画像の記録方式は、JPEG、RAW、cRAW(圧縮RAW)。また、2種類のメモリカードに対応する「デュアルスロット」を装備し、メモリースティック デュオ、メモリースティックPROデュオ、メモリースティックPRO-HG デュオ、コンパクトフラッシュ、マイクロドライブに対応する。サイズは幅141.7×高さ104.8×奥行き79.7mm。



 ラインアップは、ボディ単体とレンズキットの2種類。価格はともにオープン。実勢価格は、ボディのみの「DSLR-A700」が18万円前後、16-105mmのズームレンズをセットにしたレンズキット「DSLR-A700P」が23万円前後の見込み。

 専用の縦位置グリップ「VG-C70AM」も発売する。横位置と変わらない優れたホールド感を実現し、縦で使用する際には画面も縦表示に切り替わるなど、操作性にもこだわった。価格は3万6750円。

 そのほか、限定1000台で、独カールツァイス製のズームレンズ「Vario-Sonnar T*DT16-80mm F3.5-4.5 ZA付」とのレンズキット「DSLR-A700Z」を11月16日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は27万円前後の見込み。

 発表会で、石塚啓一副事業部長は、「この1年でソニーの『α』に対する認知度は確実に定着した、今回の『α700』の発売で国内シェア10%を確保し、年末商戦ではそれ以上を狙いたい」と意気込みを述べた。



 また、キヤノンの「EOS 40D」、ニコンの「D300」といった中級者向けのライバル機との競争については「2メーカーの機種にはない『手ブレ内蔵』、新開発の半導体を使った高い画質、テレビとのリンク機能を強調していくことでソニーの強みと特徴が出せる」と自信を見せた。

ソニー=http://www.sony.co.jp/
「α」=http://www.sony.jp/products/Consumer/dslr/


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