イーフロンティア、エヴァの「第3使徒サキエル」の3D形状データを無料提供

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2007/06/11 19:38

 イーフロンティア(安藤健一社長)は6月11日、3DCG入門ソフト「iShade 9」の購入者全員に、テレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場したキャラクター「第三使徒サキエル」の3D形状データを無料で提供すると発表した。

 イーフロンティア(安藤健一社長)は6月11日、3DCG入門ソフト「iShade 9」の購入者全員に、テレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場したキャラクター「第三使徒サキエル」の3D形状データを無料で提供すると発表した。

 今回提供する3D形状データは、96年にエクス・ツールス社が販売した「新世紀エヴァンゲリオン」のデータ集に収録されていたもの。手足などを動かしたり、ライティングやカメラアングルを変えて自由なレンダリング画像を作成することが可能。3D形状作成の参考資料としても利用できる。

 提供するShade形状データにはロックがかかっており、他の3D形状ファイルフォーマットへの書き出しや、シーン内への新規オブジェクトの追加はできない。また、インポートはできるが、ロックがかかったファイルをインポートしたシーンはロックされ、同様の制限がかかる。レンダリングイメージの右下に「Shade」の透かしが入り、これを削除して画像を公開すると著作権違反となる。

 「新世紀エヴァンゲリオン」は、95年10月から96年3月までテレビ東京で放映されたロボットアニメ。今回提供する「第三使徒サキエル」は、テレビアニメ版の第1話に登場した。

 3D形状データは、同社が運営するコンテンツダウンロードサイト「コンテンツパラダイス」にユーザー登録し、「iShade 9」のシリアル番号を入力することで、無料でダウンロードできる。対象製品は「iShade 9 for Windows」(6800円)、「同 Mac OS X」(6800円)、「同 Windows ガイドブックバンドル」(7800円)、「同 Mac OS X ガイドブックバンドル」(7800円)。

 イーフロンティアは、テレビアニメ版に登場したエヴァンゲリオンとその装備、他の使徒なども「コンテンツパラダイス」で順次発売する予定。