手塚プロダクション(松谷孝征社長)は3月19日、M&E Associates(小野修社長)と共同で、VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービス事業に本格参入し、「手塚治虫アニメワールド」のブランド名で、手塚プロダクションと虫プロダクションが管理する手塚治虫原作のアニメ作品を、ISPなどの配信パートナーを通じてブロードバンド配信すると発表した。

 手塚プロダクション(松谷孝征社長)は3月19日、M&E Associates(小野修社長)と共同で、VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービス事業に本格参入し、「手塚治虫アニメワールド」のブランド名で、手塚プロダクションと虫プロダクションが管理する手塚治虫原作のアニメ作品を、ISPなどの配信パートナーを通じてブロードバンド配信すると発表した。

 手塚プロダクションでは、これまでも配信事業者へのアニメーション素材の提供を行ってきたが、動画配信市場の急速な拡大や「たくさんの作品を見たい」というユーザーのニーズを受け、配信タイトルを拡大することにした。

 今回新たに、3月19日から「Yahoo!動画」で「鉄腕アトム(新)」(52話)、「鉄腕アトム?青騎士の巻」「鉄腕アトム?地球最後の日」の有料配信を開始。4月6日からは、2003年に放映したTVシリーズ「アストロボーイ・鉄腕アトム」(50話)、劇場版「鉄腕アトム宇宙の勇者」の配信も開始する。また、4月6日からは「BIGLOBE ViDEO STORE」「goo」「OCN」、4月下旬からは「@nifty動画」でも同じ作品を配信する。

 利用料金は各社共通で、1話105円から、または5話パック525円から。視聴期限は購入日から7日間。配信方式は300kbps、500kbps、1MbpsストリーミングWindows Media Player DRM。なお、提供ISPによって配信方式・帯域は一部異なる。

 「手塚治虫アニメワールド」では、PC向けVOD配信としては初となる「アストロボーイ・鉄腕アトム」のほか、「KYOTO 手塚治虫ワールド」アニメシアター限定上映作品、オリジナルアニメーション、実験アニメ作品など、これまでビデオ・DVD化されていなかった作品も積極的に配信する。将来的には、TVアニメ23シリーズ、劇場版アニメ27作品など計105作品・シリーズを数える手塚治虫原作のアニメーション全タイトル規模の配信を行う計画。

 また、手塚治虫生誕80周年を迎える08年秋をめどに、全作品のデジタル保存を目指すとともに、今後は海外でのブロードバンド配信、インターネット限定アニメーションの制作・配信も視野に入れて展開する。