NEC、NECエレクトロニクス、NECシステムテクノロジーは11月15日、デジタルカメラで撮影した画像の解像度を飛躍的に高画質化する技術を開発したと発表した。有効100万画素クラスのデジカメの画像を400万画素以上の解像度まで高めることができる。また、カメラ付き携帯電話で撮影した画像を自動補正し、高精細で表示することも可能になる。

 NECが開発したのは、「超解像技術」と呼ぶ技術。デジタルカメラで連写した複数の画像データを組み合わせることで高解像度の画像を生成する。画像に記録された動いている被写体と止まっている被写体を自動的に分離する処理を施し、動いている被写体の解像度を高めることで、少ない画素でも高画質な画像を生成できるようにした。

 3社では、新技術を搭載した機器とソフトウェアを組み合わせたモジュールをはじめ、ソフトウェアを搭載した特定用途向けICを販売する。NECが販売する監視用セキュリティシステムなどにも採用する予定。同時に新技術を核とした映像ソリューションも開発する。

 3社ではこれらの機器やソリューションをカメラメーカーやプリンタメーカーなどに販売し、今後3年間で60億円の売り上げを見込む。