日本放送協会(NHK)は10月16日、電子タグを活用し、データ放送などデジタル放送のさまざまなサービスを簡単な操作で利用できるリモコン(電子タグリモコン)を開発したと発表した。

 日本放送協会(NHK)は10月16日、電子タグを活用し、データ放送などデジタル放送のさまざまなサービスを簡単な操作で利用できるリモコン(電子タグリモコン)を開発したと発表した。

 電子機器の操作が苦手でも、デジタル放送を楽しめるよう工夫した新しいタイプのリモコン。電子タグを読み取るリーダーを人形などに内蔵し、リモコンの操作手順を記憶させた電子タグ内蔵カードをリーダーにかざすことで、デジタルテレビを操作する。

 一般的なデジタルテレビ付属のリモコンで、データ放送などのコンテンツを視聴するためには、テレビ画面を見ながら、上下左右ボタンや決定ボタンを複数回操作する必要があった。一方、NHKが開発した電子タグリモコンは、特定のカードを人形などにかざすだけで、さまざまなコンテンツを選択・表示させることができる。

 電子タグは、情報を記憶するICとアンテナを内蔵したカードで、電子タグリーダーを使って非接触で情報を送受信できる。この技術は、JR東日本の「Suica」やJR西日本の「ICOCA」などの乗車カードや、オフィスの入退室カードなどにも応用されている。