サッカーW杯ドイツ大会の開幕まで3週間に迫り、迫力の大画面で応援できる薄型テレビ商戦も大詰めを迎えている。特にプラズマテレビは、スポーツなど動きの速い番組に適しているといわれ、購入を検討しているサッカーファンも多いのではないだろうか。そこで、「BCNランキング」でプラズマテレビの売れ筋をチェックしてみた。

 サッカーW杯ドイツ大会の開幕まで3週間に迫り、迫力の大画面で応援できる薄型テレビ商戦も大詰めを迎えている。特にプラズマテレビは、スポーツなど動きの速い番組に適しているといわれ、購入を検討しているサッカーファンも多いのではないだろうか。そこで、「BCNランキング」でプラズマテレビの売れ筋をチェックしてみた。



 ゴールデンウィーク商戦が終わり、店頭は滑り出し好調の新製品にほぼ切り替わった。5月第2週(5月8日-5月14日)の「BCNランキング」では、4月発売の松下電器のVIERA(ビエラ)37V型「TH-37PX600」が販売台数シェア19.2%で1位を獲得した。

 「TH-37PX600」は、同社の廉価版「TH-37PX50」を抜き、5月第1週(5月1日-5月7日)にトップを獲得。2週連続で1位となった。実売は「TH-37PX600」が8万円程度高いものの、同じ37V型の「TH-37PX50」よりも売れている。その要因として、使い勝手の向上と画質の良さが挙げられる。

 1、2、5位にランクインした松下の「PX600」シリーズは、HDMIケーブルを用いてAV機器を制御する「VIERA Link(ビエラリンク)」を搭載し、テレビのリモコン1つで、DVDレコーダー「DIGA(ディーガ)」やサラウンドスピーカーを操作できる機能を備える。もはや「映像や音声を劣化の少ないデジタル伝送できるHDMI端子は欠かせない」(都内の量販店店員)ようだ。さらに「PX600」シリーズでは、フルデジタル処理の高画質回路「新PEAKS」を採用。画質が格段に良くなった。

 また、4、6位に入った日立製作所の「Wooo」も4月発売の新製品「HR9000」シリーズ。パネルはフルHD(1080i)対応。250GBのHDDを内蔵し、リモコンのボタン1つでハイビジョン番組を録画できるのが魅力だ。同社のHDDを搭載していない「H9000」シリーズよりも売れ行きが良い。店頭では「価格差は5万円弱。録画もできるのでお買い得感がある」(同)と見ているようだ。


 薄型テレビの低価格化が進んだ一方で、「若干高くても、使いやすくて高画質な製品」を求めるニーズもみえてきた。さらに「若干高くても、ひとまわり大きなサイズ」を求める動きもある。「37V型すでに1インチ1万円を切っていたが、42V型や50V型もようやく1インチ1万円を切る価格帯に突入した。今後は50型クラスも期待したい」(同)と、大型化への期待も大きい。サッカーが終われば、次は夏のボーナス商戦が控えている。薄型テレビ市場の活況はしばらく続きそうだ。


*「BCNランキング」は、全国のパソコン専門店や家電量販店など18社・約2200の店舗からPOSデータを日次で収集・集計しているPOSデータベースです。これは日本の店頭市場の約4割をカバーする規模で、パソコン本体からデジタル家電まで115品目を対象としています。