アイコム(井上徳造社長)は、新チャンネル802.11aに対応した無線LANアクセスポイント「AP?50W」と、無線LANユニット「SE?50W」の2製品を10月17日に発売する。通信チャンネル数の拡張に加え、無線LANの安定性、高速性、セキュリティ性を向上させた。価格はオープンで、実勢価格は「AP?50W」が6万円程度、「SE?50W」が3万円程度の見込み。

 無線LAN規格802.11aで使用可能な通信チャンネル数は、2005年5月16日の電波法令施行規則の一部を改正する省令等により、従来の4チャンネルから8チャンネルに拡張された。同社では、この新チャンネルに対応した製品を10月から順次投入する計画で、今回はその第1弾となる。

 「AP?50W」は、無線LAN規格802.11a/b/gに準拠した小型ボディのワイヤレスアクセスポイント。新チャンネル802.11aのみ対応で、従来の802.11aには対応しない。タグVLAN(Virtual LAN)機能により最大17グループの仮想LAN構築が可能。セキュリティ面の強化として、新たに暗号化認証方式WPA2に対応したほか、WPA、802.1X/EAP、OCB AESなどに対応する。

 「SE?50W」は、有線LANポートを装備したパソコンや周辺機器の通信を無線化できるアダプタ。マルチクライアント機能により複数の端末を接続しての無線通信を実現している。無線LANは新旧802.11a/b/gに対応し、接続する親機の通信規格に合わせて自動切替する。

 なお、2製品ともに、無線LANの高速化技術「Super AG」(「SE?50W」は「Super A/G」)、長距離化技術「XR(eXtended Range)」機能に対応している。