RSAセキュリティ(山野修代表取締役社長)は7月14日、日興コーディアル証券(有村純一取締役社長)が、RSA SecurIDを採用したと発表した。同社の法人向けオンラインサービスの利用者向けに提供するセキュリティ・オプションの認証製品として利用するもので、証券業界初となる。導入は7月末の予定。

 公益法人や中堅企業などを対象にしたオンラインサービスに、ログイン時のセキュリティ強化策として採用。固定パスワードに加え60秒に1回変わるワンタイム・パスワードのRSA SecurIDをオプションとして提供する。固定パスワードと、このワンタイム・パスワードから成る二要素ユーザー認証により、より強固なセキュリティを構築。不正な侵入やフィッシングなどの脅威から利用者を保護するのが目的。

 日興コーディアル証券では「法人向けの保有金融資産の取引履歴や残高の照会システムに導入する。現在のところ付加利用料は未定。また、現段階では、同様のサービスを個人投資家向けのネット取引に導入する予定はない」(広報)としている。また、RSAセキュリティーでは「現在複数の金融機関から同種の引き合いがあり、年内にはそのいくつかがサービスインする予定。これを機にRSA SecurIDをさらに普及させていきたい」と、さらなる需要の拡大を期待している。