BCN(奥田喜久男社長)の市場調査部門であるBCN総研は9日、「PCでのTV鑑賞に関するアンケート調査」の結果を発表した。それによるとPCでTVを視聴する人の割合は増えているものの、PCにTVは不要と考えているユーザーも多かった。また、PCでのTV視聴の有用性、利便性をユーザーに浸透させるには、「PC+TVだからできること」を示していくことが必要、ということがわかった(図)。調査は5月20?24日の間、全国の男女を対象にWeb上で実施。有効回答数は2394件。<br />


 BCN(奥田喜久男社長)の市場調査部門であるBCN総研は9日、「PCでのTV鑑賞に関するアンケート調査」の結果を発表した。それによるとPCでTVを視聴する人の割合は増えているものの、PCにTVは不要と考えているユーザーも多かった。また、PCでのTV視聴の有用性、利便性をユーザーに浸透させるには、「PC+TVだからできること」を示していくことが必要、ということがわかった(図)。調査は5月20?24日の間、全国の男女を対象にWeb上で実施。有効回答数は2394件。

●PCで見るTVに「大満足」が2割も

 PCでTVを「見ている」人の割合は、前回調査の20.5%から28.9%に大きく増加した(図1)。PCでTVを見る理由については「PCを利用するついでにTVを見たいから」が過半数。前回調査と同様、“ながら利用”が中心のようだ(図2)。また、PCでTVを見ることについて「大変満足している」層は18.8%と、前回調査に比べて5.4ポイント増。TV機能搭載PCの大画面化や液晶の高画質化によるものと考えられる(図3)。





 現在PCでTVを「見ていない」ユーザーの今後の視聴意欲については、「見たい」と「やや見たい」を合わせると46.4%。前回調査の49.4%に比べ3ポイント下がった(図4)。「見たい」とする理由は、現在見ているユーザーと同様「PCを利用するついでにTVを見たいから」が最も多く51.4%。やはり“ながら利用”の意向が強い(図5)。





●まだ浸透しないPC+TVのメリット

 また、「あまり見たくない」と「まったく見たくない」を合わせた、視聴意欲が薄い層にその理由を聞いたところ、「家庭用TVで十分」が78.7%と最も多く、PCの機能・性能面の要因よりも、PCはPC、TVはTVという意識が強いことがわかった(図6)。




 PCでTVを見ることについての自由回答をまとめると、現在PCを見ているユーザーは「PCとTVが1つになっており、同時に使えること」にメリットを見出している。一方で、今後も見ないとするユーザーは、PCとTVが1つになっている点を「デメリットまたは不必要」と捉えている点が対照的だった。なお、今後見たいとするユーザーも含めたすべてのユーザーに共通しているのは、「PCとTVが一体化しているからこそできることがあるとよい」という点であった。今後、PCでTVを見ることの利便性、有用性をユーザーに浸透させていくには、「PC+TVだからこそできること」の提示が重要であると考えられる。