日常的にAmazonとPayPayを使っている人は多いかと思いますが、AmazonでPayPayが利用できるようになったことをご存じでしょうか？AmazonでPayPayで支払いをするとポイント二重取りができるのが、メリットです。


　今回は、AmazonでPayPayを使う方法を解説します。そのほか、使う際の注意点やポイント二重取りについても紹介するので、Amazon・PayPayユーザーの人はぜひ参考にしてください。
 

2022年からAmazonでPayPayが使えるように

　2022年5月10日からAmazonの決済方法として、キャッシュレス決済サービス「PayPay」が利用可能になりました。

　それにともない、PayPayユーザーはPayPayへのチャージや普段の買い物で付与されたPayPay残高を使ってAmazonでの買い物ができます。なお、Amazonで利用できるPayPay残高の種別は、PayPayマネーとPayPayポイントのため、注意しましょう。

　また、AmazonでPayPayを使ったときには、普段通りにポイント還元も行われます。その際の還元率は、支払い額の0.5～1.5％（PayPayステップにより変動）です。
 

AmazonでPayPayを使う方法

　次に、AmazonでPayPayを使う方法について見ていきましょう。支払方法にPayPayを追加し、手続き完了後にPayPayで支払う流れです。PayPayを支払方法に追加する手順から解説します。

　まずは、「アカウントサービス」から「お客様の支払い方法」、または注文手続きの支払方法を選ぶページから支払方法を新規追加しましょう。支払方法の一覧から「PayPayアカウントを追加」を押すと、PayPayアプリへ遷移します。その後はページに記載されている指示どおりに進行し、Amazonとの連携ならびにアカウント認証を許可してください。

　以上でアカウント連携が完了し、Amazonのサイト内の「お支払い方法を選択」ページにPayPayアカウントが追加されます。

　Amazonでの実際の買い物でPayPayを使って支払うには、いつもと同じように商品をカートに入れて、注文画面で支払方法を選択する際に「PayPayマネー／ポイント」を選択するだけです。
 

注意点

　続いて、AmazonでPayPayを利用する際の注意点を3つ紹介します。
 

本人確認が必要

　Amazonでの支払いに使えるPayPayアカウントは、本人確認が完了したものだけです。本人確認が完了していないアカウントをAmazonと連携しようとしても、エラーが表示されて利用できません。

　本人確認は、運転免許証などの本人確認書類が必要になります。本人確認が完了すれば、Amazonアカウントとの連携以外にも、PayPayマネーの利用や銀行口座への出金などが可能です。
 

クレジットやソフトバンクまとめて支払い

　クレジット（旧あと払い）やPayPayカードからのチャージ、ソフトバンクまとめて支払いからのチャージはPayPayマネーライトとなるため、Amazonでの支払いには使えません。注意しましょう。
 

ギフト券や定期お特便などの購入には使えない

　PayPayは、Amazon内のすべての商品で使えるわけではありません。以下の商品を購入する際は、PayPayを利用することはできません。

■Amazonギフト券
■一部のデジタルコンテンツ（Kindle本、Kindle Unlimited以外）
■合計額が30万円（税込）以上の利用
■ライフ／バローでの利用
■Amazonフレッシュでの利用
■Amazon Pay利用分の支払い
■定期おトク便の利用
■Amazonビジネスでの利用
 

ポイントの二重取り

　前述したようにPayPayを使ってAmazonでの買い物が可能となるため、PayPayポイントとAmazonポイントの両方を獲得できるようになります。AmazonポイントとPayPayポイントの両方を貯めている人にとっては、大きなメリットといえるでしょう。

　なお、二重取りの場合でも還元率は同じです。還元率は以下のようになっています。

Amazonポイント：支払額の1％（商品によって異なる）
PayPayポイント：支払額の0.5～1.5％（PayPayステップで異なる）