【記者のひとこと】テクノロジーで医療を支援

コラム

2023/10/23 10:00

 シフトメーションの能塚正基代表取締役は、父親が医師で、クリニックを経営する姿を見て育ちました。代々医師という話はよく耳にするので、素朴な疑問として「お医者さんになろうとは思わなかったのですか」と聞いたところ、能塚代表は「医師という側面よりも、経営者として社会貢献する姿に憧れました」と答えてくれました。

 同社は、医療や介護分野などで必ず発生する勤務シフト作成を、AIによって自動化できるソリューションを提供しています。シフト作成にかかっていた時間を削減することで、患者への対応などの本来業務にリソースを割けるようになるのが大きなメリットです。

 「社会の役に立つ仕事に大きなやりがいを感じる」と話していた能塚代表取締役。父親とは違ったかたちですが、医療分野をテクノロジーとして支えたいという思いを胸に、自社ソリューションを広げられるよう機能強化を図っていくそうです。(堀 茜)

【記事はこちら】
医療介護分野をテクノロジーで支える シフトメーション 代表取締役 能塚正基