町工場の昼を支える、神戸・南魚崎の喫茶店

グルメ

2023/07/18 08:00

神戸・魚崎といえば、酒処「灘五郷」の一角を担うエリアとして有名だ。
だが、阪神住吉駅と魚崎駅の間、国道43号線の南側は、酒蔵以上に町工場が多い。

そんなエリアにひっそりと佇むレンガ調の外観。緑色のテント看板には『喫茶&軽食 来まぐれ』との店名が掲げられている。
 
『来まぐれ』

昼どき、体格のいい制服姿の男性客たちが、肩寄せ合って座っている。朝から晩まで体力をフル稼働させて働く町工場ワーカーの胃を、サンドイッチやピラフが満足させられるのだろうか、などとは余計な心配。この店で人気なのは、しょうが焼きや魚フライや、ミンチカツがのった「よくばりランチ」(900円)、ハンバーグ(700円)、ミンチカツ(680円)、トンカツ(750円)といったボリューミーな洋食。洋食メニューは美味しそうな茶色い料理で埋め尽くされている。

筆者は「日替わりランチ」(680円)を頼んだが、胃と脳にガツンとくるしっかり目の味付け。普通サイズで、他店での大盛りの量はあるだろう。ライスが進む進む。分かりやすく、誰もが好きな味付けに、しっかりとしたボリューム。昼どきの混雑に納得がいく。ラストオーダーの時間が過ぎ、看板娘と評判のホールのお姉さんが、賄いに同じ量の日替わりランチを食べ始める。働く大人の胃袋を支える、ガッツリ飯がここにある。
 
グリルチキンやエビフライの誘惑に抗えず。

『来まぐれ』
住所/兵庫県神戸市東灘区住吉南町1-10-7

※こちらの記事は、関西の食のwebマガジン「あまから手帖Online」がお届けしています。
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