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アンジャッシュ・児嶋一哉さんも挑んだ「やりらふぃー」、語源はまさかの“空耳”!?

時事ネタ

2021/08/01 10:30

 【いま注目のトレンドワード・44】 いつの間にか生まれ、多くの人々に定着して使われるネット上の“ミーム”。その数は計り知れず、中にはパっと見ただけでは何を示しているのかわからない言葉も多い。そんなミームの中から、今回は「やりらふぃー」について紹介。一体どのような意味を持っているのか、じっくり解説していこう。

“パリピ”に代わる新たなミーム(画像はイメージ)

 さっそく「やりらふぃー」の意味を明かすと、いわゆる“パリピ”な人々のこと。字面からはまったく見当がつかないが、実は語源を探るとMeland x Haukenの楽曲「CHERNOBYL 2017」にたどりつく。鍵になるのは、同曲のサビにある「Jeg vil at vi」というフレーズ。この発音が「やりらふぃー」と聞こえるのだ。

 空耳からミーム化した経緯も説明すると、「CHERNOBYL 2017」の拡散に貢献したのが“伝説のギャル高校”の生徒たち。TikTokで踊った動画がバズり、同曲で踊る人やハイテンションな人を指して、「やりらふぃー(やりらふぃ~)」と呼ぶようになったという。

 ユニークな誕生秘話を持つ「やりらふぃー」だが、その影響力はかなりのもの。「2020年egg流行語大賞」「2020年ギャル流行語大賞」「2020年インスタ流行語大賞」で1位に選ばれていることからも、ブームの大きさが窺えるのではないだろうか。

 そんなブームにちゃっかり乗ったのが、アンジャッシュ・児嶋一哉さん。1月9日配信のYouTube動画で「やりらふぃー」の再現に挑戦し、まずはピチピチのファッションをまとうことに。当初は「なんか恥ずかしいよ!!」と戸惑いを見せるも、ダンス披露後には「こんな楽しいものがあったのか」と漏らしていた。

 空耳由来の「やりらふぃー」。どんなフレーズからミームが誕生するのか、もはや想像もつかない。(フリーライター・井原亘)

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■Profile
井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている