【記者のひとこと】テレビCMの効果はいかに

コラム

2021/07/09 10:00

 最近、BtoBを主戦場とするITベンダーのCMを目にする機会が増えました。仕事柄、CMが流れるとつい見入ってしまいます。

 以前、地上波でCM放映しているベンダーのマーケティング担当者に取材した際、CMについて聞いたところ、知名度が大幅に向上したことや、CMをきっかけに問い合わせが増えたなどの効果があったと話していました。また、販売パートナーから「営業の際にCMを放映すると話が盛り上がり、その後の提案がしやすくなった」といった声が挙がっていることも教えてくれました。

 エムオーテックスは、IT資産管理ソフト「LanScope Cat」などをリブランディングし、新ブランド「LANSCOPE」として提供すると発表。リブランディングに伴い、同社初となるテレビCMの放映も開始しました。俳優の妻夫木聡さんをCMキャラクターに起用するなど、今回のプロモーションにかける同社の熱意が伝わります。

 同じIT資産管理ツールを提供するSkyが長年、CMを放映していることからエムオーテックスは後を追う形になります。エムオーテックスがCMを開始することでIT資産管理市場にどういった影響が出るのか、注目したいです。(岩田晃久)

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エムオーテックス、「LanScope Cat」などを「LANSCOPE」にリブランディング