8月のドラレコ販売は3割減、“特別な夏”の影響大きく

 全国の家電量販店ECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、8月のドライブレコーダー(ドラレコ)の販売台数は前年同月比73.5%だった。7月は99.6%と前年並みに戻したが、帰省やレジャーを控える特別な夏の影響が大きく、3割減まで数字を落とした。


 メーカー別の販売台数前年比は、コムテックが85.2%、JVCケンウッドが70.6%、ユピテルが77.9%と、いずれも前年を割った。週次の推移では、6月29日週以降、コムテックが首位をキープ。8月3日週にJVCケンウッドと僅差になったが、再び差を広げている。

 機種別の販売台数シェアランキングでは、定番モデルであるコムテックの「ZDR-015」がトップで9.1%を獲得。JVCケンウッドは、「DRV-MR740」が3位に浮上した。ツートップ以外のメーカーでは、ナガオカトレーディングの「MOVIO MDVR104FHD」が低価格を武器にベストテン圏内にランクインした。(BCN・大蔵 大輔)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。