世界のサーバー市場は、米国勢が先行しています。これに待ったをかけようとしているのが、世界3位のシェアを誇る中国ベンダーの浪潮集団(Inspur)です。

 調査会社IDC中国によると、2019年第3四半期の中国サーバー市場で、Inspurは33.1%のシェアを獲得し、2位の華為技術(ファーウェイ)に17.1ポイントの差をつけてトップになっています。

 世界市場でも、Inspurは躍進しています。ガートナーによるサーバーベンダーのグローバルシェア調査で、Inspurにおける19年第3四半期のシェアは11.7%で、2位のHPEに0.7ポイント差まで詰め寄っています。

 Inspurは1月15日、3月に日本市場に本格参入し、3年後に日本市場で売上高100億円を目指すと表明しました。世界一を目指す同社の参入により、日本国内の競争は一層激しくなりそうです。(上海支局 齋藤秀平)

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