サイバーエージェントの連結子会社でeスポーツ大会「RAGE」を開催するCyberZは9月13日、今月実施した「eスポーツ」認知度調査の結果を発表した。インターネットを使ったアンケート調査で、前年比約2倍となる49.8%がeスポーツを認知しているという結果になった。調査対象は、日本に在住する16~69歳の男女1200人だった。


 性別・年代別でみると、特に認知度が高かったのは10代と20代の男性で、約8割が認知していた。また、eスポーツを認知している回答者の約8割は、eスポーツを知った時期が「1年以内」と回答しており、2017年~18年にかけて急増していることが分かる。
 

 社会学者の加藤裕康氏によると、全国紙ではeスポーツ関連の記事の量が、今年上半期だけで昨年一年間の量を上回っているという。メディアへの露出が増えていることも認知度向上の一因かもしれない。今年2月に国内のeスポーツを統括するために日本eスポーツ連合が立ち上がったことを皮切りに、話題になる機会も増えたという。

 また、eスポーツを認知している回答者のうち、約53%がテレビやネットなどでeスポーツ関連の話題をみたことがあると回答。実際に試合やイベントを観戦したことがあると答えたのは、約14%に上った。
 

 また、人がゲームをしているのを見ることについて聞いたところ、男性10代の約半数が「人がゲームをしているのを見ることが好き」もしくは「やや好き」と回答。全体では、両者を合わせると23.9%に達した。
 

 なお、設問においては、「知っている」についてはその関与の度度合いに応じで複数の回答選択肢を用意して複数回答としたが、これに該当する回答を結合処理の上再集計をして算出。「知らない」の選択者には排他処理を実施している。回答した1200人は、各性別・年代100人での均等割り付けを行っている。

 「e(エレクトロニック)スポーツ」は、コンピュータゲームを競技として捉える際の名称。具体的には、プロ選手や高い技術を持ったゲーマーたちが競う、またはその様子を観戦することなどを指す。現在は、世界中の若者の間で人気コンテンツになりつつある。

 マイボイスコムも同様にeスポーツの認知度に関する調査を実施しており、結果は認知度が約4割で、興味があると答えたのは6%だった。しかしマイボイスコムの調査は、回答者の7割以上を40~60代が占めており、10代~30代の若者を中心に盛り上がるeスポーツの調査結果としては扱いが難しいものだった。