毎朝、就活生とおぼしき学生の姿を目にします。真新しいスーツに靴、カバン。色はすべて真っ黒です。これから面接なのでしょう。オフィス街を歩くその表情は少し不安げです。

 夕方になると、一変してリラックスした表情に。駅前で同じ身なりの仲間と合流し、各々の活動状況を報告しあっています。今日はよい知らせがあったのか、明るいトーンの声が聞こえます。

 リクルートキャリアの調査によると、来春に卒業する大学生の就職内定率は、4月1日時点ですでに約2割に達したそう。売り手市場が続いていて、企業は優秀な学生の確保に躍起になっています。とくにIT技術者の不足は深刻。AIやIoTなどを扱える高度人材ともなれば、なおさら採用は簡単ではありません。

 社内に専門家を抱えなければ、先端テクノロジーを活用しようにも、スムーズに進めることが難しくなります。この状況を商機と捉え、マクニカは、AIの実用化を総合的に支援するビジネスを本格化。「ユーザーのビジネス部門が、Excelを使うのと同じように、AIを使えるようにしたい」と意気込んでいます。(真鍋武)

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