【記者のひとこと】日本の強みを中国で生かす

コラム

2018/04/19 10:00

 セゾン情報システムズの主力商材で、データやファイルを連携させるソフトの中国版が、「2018年中国スマート介護福祉10大ブランド」に選定されたそうです。人口が多い中国だけに、介護福祉施設は数万人規模で入居するケースもあるとのこと。これだけ規模が大きいと、まるで一つの街です。管理システムも複雑かつ大規模となり、各システム間をつなぐのにセゾン情報システムズのデータ/ファイルの連携技術が高く評価されたようです。

 日本のベンダーでは、東洋ビジネスエンジニアリングの生産管理システム「mcframe」も中国で受賞歴を持っています。介護福祉や製造業向けのシステム開発の経験値は日本に多く蓄積されています。そうした強みが中国でも生かされ、ビジネスにつながっているといえそうです。(安藤章司)

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