第四世代データセンター(DC)が、相次いで開業しています。電力消費が大きいAI(人工知能)システムの受け入れを強く意識。1ラックあたり旧来のおよそ5~10倍に相当する20~30kVAの大電源を実装しているのが特徴です。

 ちなみに、第一世代はメインフレーム(汎用機)向け、第二世代は1990年代後半のインターネット対応、第三世代は2010年代のクラウドネイティブ対応、そして、第四世代は20年以降を見据えたAI対応のDCといえそうです。

 少し気が早いですが、では、近未来の第五世代はどんなDCとなるのでしょうか。第四世代は大電源が特徴ですが、見方を変えればこの大電源がアキレス腱。災害時に外部電源が断たれると危機的状況に陥ってしまいます。

 このため第五世代では、蓄電池や燃料電池、再エネの技術を取り込んで、電力会社の外部電源に依存しない独自電源の確立だとの指摘があります。夢物語のようですが、もし実現できれば、より災害に強い社会インフラになることは間違いなさそうです。(安藤章司)

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