部品やソフトウェアを共通化することで、安く、効率よく電子機器をつくることができます。パソコンやサーバーはOSやデータベース、CPUなどの共通化によって、劇的にコストを削減できたことは周知の通り。

 今、自動車でも同じことが起きています。欧州発の自動車向けOS「AUTOSAR」は、国内でも採用が相次いでいるそうです。

 韓国のベンチャー企業でAUTOSARの開発支援ツールをつくっているポップコーンザーは、日本の自動車部品メーカーからの引き合いが好調に推移していることから、早ければ年内にも日本法人を開設する準備を進めているとのこと。衝突被害軽減ブレーキや、居眠り運転検知などの先進運転支援システム(ADAS)へのニーズが高まる一方、同システムの開発コストも抑制しなければならない。こうした状況のなか、AUTOSAR対応のソフトやハード商材の市場が拡大しています。(安藤章司)

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