各業界における個人情報管理に関するガイドライン制定の動きなどを受けて、今、生体認証市場に追い風が吹いています。指静脈認証装置「H-1」を提供する日立製作所でも、その出荷台数は年々増加しています。

 私生活の領域では、家のカギや銀行のATMなどで、生体認証を使うことがあるかもしれません。ただ、私個人はそうしたものを利用していないため、あまり意識して生体認証に触れる機会がありません(気づかぬところでということはあるかと思いますが)。ですので、取材時にH-1を使ったPCへのログインを体験した際、指をかざすと瞬時にログインができて感動しました。

 日立では今後、BtoBtoC領域への展開を強化する方針で、現金やカードを使わない「手ぶら決済」も将来実現するのではとのこと。また、NECが2月に開催した「顔認証共創ソリューション展示会」では、マンションの宅配BOX管理に顔認証を用いるソリューションもあったとか。この先、プライベートな場面でも生体認証を使う機会が増えそうです。(前田幸慧)

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