2012年は、スマートフォンやタブレット、ウルトラブックなどのスマートデバイスの普及が加速した一年だった。電子書籍端末も続々とリリースされ、文書や書籍を“デジタルで読む”スタイルが浸透しはじめた。そんな時代に欠かせない機器が、文書を読み取って電子化するスキャナだ。

-PR-
 

Wi-Fiとの連携を強化しさらに使いやすく進化



 スキャナ部門を制し、3年連続でBCN AWARDを獲得したのが「スキャンスナップ」シリーズを展開するPFU。「スキャンスナップ」のキャッチフレーズでもある「カンタン・スピーディ・コンパクト」が、支持を集めた要因だ。書類をセットしたら、ワンタッチでスキャンを開始できるシンプルな操作性は、多くのユーザーから高い評価を得ている。狭い場所にも設置できるコンパクトなボディで、業務用スキャナにも匹敵する読取り速度を実現しているのも強みだ。
 

ScanSnap iX500(左)、ScanSnap S1300i(右上)、ScanSnap S1100(右下)

 「スキャンスナップ」は、常に進化を続けている。ベストセラー機「S1500」の後継機として2012年11月に登場した「iX500」は、毎分A4カラー25枚・50面の高速スキャンを実現。新開発の画像処理エンジン「GI」プロセッサの搭載とWi-Fiに対応したことによって、PCなしでもスマートフォンやタブレットに写真やPDFを直接保存できるようになった。ちょっとしたメモをデジカメ感覚で気軽に取り込むなど、用途はさらに広がる。

 今後は、Wi-Fiを利用して、PCにスキャンしたファイルをワイヤレスで転送できるアップデートも検討しているという。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などを活用し、一方でブロガーなどとのオフラインコミュニケーションを積極的に行っているPFU。社員も自社のスキャナを利用することで、ユーザーとの目線の共有を図っている。すぐれたスキャナ性能とユーザー目線の製品開発で、今年もPFUがスキャナ市場をけん引していく。

<新製品>ScanSnap iX500
 毎分25枚・50面を読み取ることができる「スキャンスナップ」シリーズのフラッグシップモデル。ベストセラーモデル「S1500」の後継機として2012年11月に登場した。

ScanSnap S1300i
 毎分12枚・24面の読取りができるエントリモデル。スマートフォンやタブレット、クラウドと連携するなど、豊富な機能を搭載する。 

ScanSnap S1100
 重さ350gと軽量で、手軽に持ち運べるコンパクトモデル。スキャン速度は1枚あたり7.5秒。USBのバスパワーで駆動するので、ACアダプタを持ち歩く必要がないのが便利。

 

スキャナ部門メーカー別販売台数シェア



 「S1500」が年間を通して支持され、PFUの3回目のAWARD受賞を支えた。自動給紙装置を備えたシートフィード型でみると、シェアは71.9%に達する。
 

 

(2012年1月1日~12月31日までの集計データ)

 
・編集部のひと言
 「スナップ写真を撮るようにスキャンしたい」をコンセプトに命名された「スキャンスナップ」の登場から11年。「デジカメ感覚のスキャン」は、「iX500」の登場で現実的になってきた。紙からデジタル化への流れが加速する時代に、アナログからデジタル変換への架け橋的存在として愛用されていくことだろう。


【カンパニープロフィール】
 富士通グループの一員として、イメージスキャナの開発や販売を手がけるグローバルカンパニー。主力製品の一つである「スキャンスナップ」シリーズは、シートフィード型スキャナの代名詞的存在になっている。そのほか、KIOSK端末やセキュリティ・文書管理ソフトなど、幅広い製品を提供する。

 
※「BCNランキング」マガジン 2013年2月号より転載
 
●「BCNランキング」マガジンとは
 当サイトと連動し、全国の家電量販店/PC専門店で配布しているフリーマガジン。最新デジタル製品の紹介やレビュー、賢い使い方などを掲載し、読者のデジタル生活を応援しています。