[ワープロ・エディタソフト部門][FEPソフト部門]
「考える」ためのソフトで6年連続1位
ワープロと日本語変換の両部門


 ジャストシステムは、ワープロ・エディタと日本語変換(FEP)の両ソフト部門で、6年連続同時No.1に輝いた。昨年から「考えるための道具」を新コンセプトにした多彩な新機能がユーザーの評価を得たようだ。



「単なる文書作成ツールではない。考えるための道具である」・・昨年2月に発売した日本語ワードプロセッサの『一太郎2004』と日本語入力システム『ATOK17』は、利用者のアイデアを効率良くまとめドキュメント化する新コンセプトへと大幅に改良された。一太郎は、今年2月10日発売の最新版『一太郎2005』で誕生20周年になるが、?発想から仕上げまで?ストレスなく文書作成でき、相手にハッと言わせる文書や企画書を作成できるようさらに進化した。

 文書作成のワープロ操作について、多様な機能に振り回され、企画・提案という業務本来の「考える」ことに集中できない悩みを持つユーザーは少なくない。文書作成のキーを叩く時間より、マウスで書式を整えたり、組織図作成に費やす時間の方が多いはずだ。

 『一太郎2004』は、従来の編集画面に加え、「アウトラインスタイル」という新モードを搭載。文書の全体構造を考え、章立てし、頭の中を整理して文書を作成できる環境を実現した。最新版の『一太郎2005』では、この機能をさらに強化。文書構成を効率的に構築するために、成果物のイメージを確認する「プレビュー画面」を追加した。編集画面では、アウトライン画面とプレビュー画面を同時表示できるため、「論理的でわかりやすい文書作成と、体裁の整ったレイアウトを素早く実現できる」(成家勉・一太郎/花子ビジネスオーナー)と強調する。

 一太郎の日本語入力エンジンでもある「ATOK17」には、入力を強力にサポートするため、画期的な新機能が搭載された。

 その1つが類義語を探す「連想変換」で、適切な表現が見つからない時、1つの言葉から連想される変換候補を多数表示する。市町村合併に対応した「名称変換アシスト」もビジネスシーンでは利用度が高い機能として好評だ。 

 ATOKの最新版『ATOK2005』では、日本語入力環境がさらにアップした。「訂正学習」機能は、ユーザーの入力ミスを学習し、再び同じミスをしても訂正した候補を提示する便利な機能として、発売前から注目が集まっている。さらに、ビジネス文書で気をつけたい敬語のミス(謙譲語と尊敬語の混同)に対する指摘や、動詞に対する文脈処理などの機能も大幅に強化されている。

 ATOKはここ数年、共同通信社 記者ハンドブックや医療辞書など、専門用語変換辞書を増やした。「ATOKと辞書を一緒に使うことで、日本語変換をより便利にして、『活きた日本語』を活用できることに注力している」(稲野豊隆・ATOKビジネスオーナー)と話す。

 同社は「一太郎20周年」を機に、一太郎などの利用シーンを拡大するため、文書作成に必要な連携製品をさらに強化して、文書作成環境をより豊かにしていく。(フリーペーパー・月刊「BCNランキング」創刊準備号掲載)