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家計「苦しくなりそう」が63.5%、働く主婦層への調査で明らかに

データ

2020/08/03 19:30

 ビースタイルグループは、同グループが展開する主婦に特化した人材サービス「しゅふJOB」の調査機関しゅふJOB総研が働く主婦層を対象に実施した「家計」をテーマにしたアンケート調査の結果を8月3日に発表した。

6割超の働く主婦が「これから家計が苦しくなりそう」と回答

 調査は、ビースタイルグループが運営するスマートキャリア登録者、および求人サイト「しゅふJOBパート」登録者を対象に、7月15~22日の期間に行われ、897人から有効回答を得ている。

 調査対象者に、これからの家計について、感覚に近いものを選んでもらったところ、「家計が苦しくなりそう」は63.5%に達した。一方、「家計にゆとりができそう」は3.1%にとどまっている。
 
新型コロナの影響が家計にも及んでいる様子が明らかに

 新型コロナウイルス感染症の発生前である2019年11月に行った同様の調査と比較すると、「家計にゆとりができそう」という回答が11.6%から3.1%に減少したのに対して、「家計が苦しくなりそう」が48.4%から63.5%に増加しており、新型コロナウイルス感染症の影響によって、家計が厳しくなりつつある様子がうかがえる。
 
本業以外での収入増を目指すなら「副業(雇用契約)」を選ぶ人が最多に

 これから本業以外で収入を増やすとしたら、どのような方法を選ぶかを尋ねた質問(複数回答)では、「副業(雇用契約)」(58.8%)が最も多かった。
 
新型コロナ発生後は本業以外の収入増の手段として「副業(雇用契約)」を選択する人が増加

 19年11月に行った調査との比較では、本業以外の収入増の手段として「副業(雇用契約)」を選ぶ人が、大きく増加している。