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4割が表示時に「広告を閉じた」「広告を間違えてクリックした」、ネット広告に関する調査

データ

2020/04/13 20:00

 マイボイスコムは、「インターネット広告」に関するインターネット調査を実施した。3月1~5日の期間に実施され、1万313件の回答を得ている。調査によれば、4割がネット広告の表示時に「広告を閉じた」「広告を間違えてクリックした」という。

インターネット利用時に表示された広告は「画面端に表示される画像の広告(バナー広告)」が最多に

 調査対象者に、直近1年間にインターネット利用の際に表示されたインターネット広告を複数回答で尋ねたところ、「画面端に表示される画像の広告(バナー広告)」(81.8%)が最も多く、次いで「画面端に表示される動画の広告(動画広告)」(56.5%)、「コンテンツや記事の間に表示される広告」(49.1%)、「動画サイトのスキップできる動画広告」(39.2%)という結果になった。

 10~30代では、「SNSのタイムラインに表示される広告」「動画サイトのスキップできる動画広告」「動画サイトのスキップできない動画広告」の比率が高い。

 ネット広告が表示された際に、その内容を読む人は4割弱で、「だいたい読む」が2.1%、「内容やタイミングなどによっては、読むこともある」が36.5%となっている。

 実際に読まれた広告については(複数回答)、「画面端に表示される画像の広告(バナー広告)」(26.0%)が最多で、「コンテンツや記事の間に表示される広告」「画面端に表示される動画の広告(動画広告)」「過去に購入・閲覧・検索した商品やサービス等に関する広告」が8~9%と続いた。
 
インターネット広告が表示された際の最も多い行動は「広告を閉じた」
「インターネット広告を、間違えてクリックした」

 ネット広告が表示された際に行ったことを尋ねた質問では(複数回答)、「広告を閉じた」「インターネット広告を、間違えてクリックした」がどちらも37.1%、「インターネット広告をクリックした(意図的に)」が28.0%で、10代~30代の女性では「インターネット広告を、間違えてクリックした」が5割前後に達し、他の層よりも高い。

 インターネット広告に対する考え方に関しては(複数回答)、「気になるものや興味があるもの、面白いものなら内容を読む」「関係のない広告が表示されるとイライラする」「スクロールなどの操作を妨げられるので、わずらわしい」がそれぞれ30%台だった。

 不快に感じるインターネット広告を尋ねた質問では(複数回答)、「興味がない・関係ない内容の広告」「別画面やポップアップで自動的に表示される」「画面の上や下に、常に表示される(スクロールしても固定されている)」がそれぞれ3割強、「画面の上から下に降りてくる、スクロールに合わせて移動する」「画面全体に表示される」「動画サイトのスキップできない動画広告」「画面を開くと自動で再生される動画広告」などがそれぞれ20%台に達している。

 10~30代では、「動画サイトのスキップできない動画広告」の比率が高い。