パナソニック、照明器具や配管など値上げ 22年から

販売戦略

2021/11/03 07:30

 パナソニックは11月1日、配管商品、照明器具商品、蛍光灯(従来光源)、換気送風機器の各商品群について価格を改定すると発表した。

照明器具商品も値上げ(画像はイメージ)

 昨今、金属製材料などの原材料価格、物流コストや海外での人件費の上昇が続いている。同社では、生産性の向上や合理化による経費の削減などにより、価格の維持に取り組んできたが、企業努力だけでは、製品価格を維持することが困難な状況となり、商品の安定供給とサービスの向上を図るために、価格改定をすることを決定した。

 対象商品と価格改定日は、電線管、ポール、ダクトなどの配管商品は2022年1月1日から。住宅用シーリングライト、施設用ベースライト、高天井照明器具、誘導灯、防犯灯、スポットライトなどの照明器具は、2022年4月1日から。直管・丸形蛍光灯は、2022年4月1日から、ツイン蛍光灯は2022年10月1日から。天井埋込形換気扇、パイプファン、気調システム、レンジフード、バス換気乾燥機などの換気送風商品は、2022年4月1日からとなる。