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LINE Pay、「300億円祭」期間延長 残り100億円相当がなくなり次第終了へ

経営戦略

2019/05/30 18:30

 LINE Payは、5月20~29日までとしていた「祝!令和 全員にあげちゃう300億円祭(300億円祭)」の期間を延長すると発表した。29日時点で残っている「LINE Payボーナス」は100億円相当。今後は、なくなり次第終了になる。利用を促進するため、LINEの各種公式アカウントから1000円相当が送れる企画も実施する。

LINE Pay「300億円祭」の期間が延長される

 300億円祭は、LINEで友だち登録しているユーザーやグループに無料で1000円相当のLINE Payボーナスを送ることができるキャンペーン。受け取ることができるのは、一人一回(1000円相当)まで。受け取るには、身分証と顔の写真をスマホで送って登録できる「かんたん本人確認」、「銀行口座登録による本人確認」、「郵送本人確認」のいずれかの方法で、6月30日までに本人確認をする必要がある。

 20日に“早い者勝ち”のキャンペーンとして始まったが、当初の期間内に送付されたユーザーは2000万人。送付したユーザー数や本人確認をして受け取ったユーザー数は公表されていない。

 300億円祭では、開始直後から想定以上に大きな反響があったことで、キャンペーンページにつながりにくい状況や、銀行口座連携の一時停止、処理量制限、本人確認の遅延などの障害が発生していた。LINE Payは、これを理由にキャンペーン期間を延長するとしている。送金機能を利用するにも本人確認が必要なので、今後はさらに迅速に対応するという。

 また、一時的に新規受け付けを停止していた「かんたん本人確認」は、現段階で復旧しているという。ただ、期間延長にあたって「かんたん本人確認」ではなく、受付体制を強化したということで「銀行口座連携」による本人確認を勧めている。

 キャンペーン延長にともない、ダブルチャンスで100万円相当が当たるTwitter企画「#100万円分チャレンジ」も同じく期間を延長する。公式アカウントも参加することになった300億円祭の延長戦は、どれほどの期間続くことになるのか。注視していきたい。