DJI、新アクションカメラ「OSMO ACTION」 自撮り用ディスプレイ搭載

 DJIは5月17日、ドローン撮影で培った映像ブレ補正技術と、防塵性能、耐衝撃性、防水性を備えたハンドヘルドカメラOSMO ACTION」を発売した。氷点下でも動作する。税込の販売価格は4万4820円。DJI公式オンラインストア、DJI認証ストア、DJI正規販売代理店、特約販売店で販売する。

あらゆる環境でブレを抑えた撮影が可能なハンドヘルドカメラOSMO ACTION」

 OSMO ACTIONは、10年以上にわたる3軸メカニカルジンバルの開発経験を生かした、電子式映像ブレ補正(EIS)技術の「RockSteady」を搭載したDJI初のハンドヘルドカメラ。有効画素数は1200万画素で、最高画質の4K/60fpsで撮影する場合でも、EISと連携して滑らかな映像を撮影することができる。明暗差が激しい環境でも、4K/30fpsまでならHDR撮影に対応し、鮮明に撮影できる。
 
強力な手ブレ補正機能も備える

 前面と背面には、直射日光の下でも支障なく使用できる高輝度(750cd/m2)カラーディスプレイを搭載。前面ディスプレイは1.4インチで、セルフィーの撮影をサポートする。背面ディスプレイは2.25インチで、水分と指紋をはじくコーティングを施している。
 
 
前面と背面にディスプレイを備える

 Action OSを搭載しており、電源を入れてすぐに録画を開始することができる。ビデオと写真の撮影モードはボタンで切り替え可能。すぐに写真を撮りたいときは、SnapShot機能で電源を入れて、シャッターボタンを押すだけ。

 イメージセンサーには、1/2.3インチのCMOSイメージセンサーを採用。1200万画素、4K/60fps、最大100Mbpsの動画を撮影することができる。レンズキャップには、二層の指紋防止コーティングが施され、直射日光の下での撮影でも反射を低減する。

 撮影モードは、1080p/240fpsの8倍スローモーションと、1080p/120fpsの4倍スローモーションの撮影が可能な「スローモーション」、最大120秒の長時間露光を可能にする「カスタム露出設定」、「タイムラプス」の三つ。

 バッテリ駆動時間は、RockSteady有効時に4K/30fpsで録画した場合が93分、RockSteady無効時に1080p/30fpsで録画した場合が135分。マイクを搭載しており、声で操作することができる。

 「DJI Mimo」アプリをインストールしたスマートフォンなどのモバイル端末とWi-FiBluetoothで接続すると、カメラのライブ映像、複数のストーリーテンプレート、アプリ内クイック編集などの機能が利用できる。また、カメラフレームキットや、2種類の接着式マウント(カーヴマウント、フラットマウント)といったアクセサリが付属する。
 
別売りでさまざまなアクセサリも

 このほか、防水ケースや3.5mmアダプター、延長ロッド、フローティングハンドル、フィルター、充電ハブなどのアクセサリも別売りしている。