ニコン、バリアングル液晶搭載のデジタル一眼レフ「ニコン D5600」

新製品

2016/11/11 15:21

 ニコンは、ニコンDXフォーマットに対応し、自由なアングルで撮影できる3.2型のバリアングル液晶モニタを備えたデジタル一眼レフカメラ「ニコン D5600」を11月25日に発売する。価格はオープン。


ニコン D5600

 有効2416万画素、光学ローパスフィルターレス仕様のCMOSセンサと、ISO 100~25600に対応し、暗所でもノイズを抑えた高精細な画像が得られる画像処理エンジン「EXPEED 4」を搭載したエントリーモデル。通常の動画撮影に加え、上位機種でも採用している、流れる雲や街中の人や車の動きなど、長時間の変化を短時間に凝縮した動画をカメラ内で生成できる「タイムラプス動画機能」を新たに搭載した。

 2015年2月発売の前機種「D5500」で好評だったタッチパネルを使った操作を拡充し、写真の必要な部分だけを切り取れるトリミング機能や、再生画面の切り替えを瞬時に行える「フレームアドバンスバー」を新たに追加した。

 無線LANを利用した写真・動画の転送や、スマートデバイスからの静止画のリモート撮影に対応。さらに、初回に設定を行うだけで、「SnapBridge」アプリとBLE(Bluetooth low energy)テクノロジーによって、スマートデバイスと常時接続し、撮影した写真を簡単に自動転送できる。ニコンの写真共有サービス「NIKON IMAGE SPACE」への自動アップロード、著作権情報やコメントなどの付加、スマートデバイスとの日時・位置情報の自動同期なども行える。

 対応メディアはSDXC/SDHC/SDカードで、UHS-Iメディアにも対応する。サイズは幅124×高さ97×奥行き70mmで、重さは約465g。

 税込みの実勢価格は、ボディのみが9万2000円前後、「AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」が付属する「D5600 18-55 VRレンズキット」が10万円前後、「AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR」が付属する「D5600 18-140 VRレンズキット」が13万2000円前後、「AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」と「AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR」が付属する「D5600 ダブルズームキット」が13万円前後の見込み。