メッシュネットワークの理解度と、住宅種別での評価の違いは?

アナリスト調査レポート

2019/04/04 11:06

 直近2年以内に無線LANルーターを購入した1000人を対象に、無線LANルーターの購入者調査を行った。

 対象者に「メッシュネットワーク(メッシュWi-Fi)」という用語についての理解を聞いたところ、「理解している」が15.4%、「理解はしていないが、言葉は知っている」は14.5%となり、残りの約7割が「理解しておらず、言葉も知らない」という結果となった。無線LANルーター購入者の中でも、メッシュネットワーク対応ルーターの認知度はまだそこまで高くないようだ。
 
図1 「メッシュネットワーク」という用語の理解度

 また、メッシュネットワーク対応の無線LANルーターについて簡単に説明したうえで、こうした技術の評価を聞くと、全体で「とても良い」が29.7%、「まあ良い」が35.7%と、前向きな評価は6割以上を占める。特に、戸建て3・4階に住んでいる対象者に限ると、「とても良い」が37.3%、「まあ良い」が31.4%となり、前向きな評価の合計が全体を3ポイントほど上回ったことから、階層の多い戸建てに住んでいるユーザーほど、メッシュネットワーク対応製品に対する潜在的なニーズが高いと考えられる。
 
図2 メッシュネットワーク技術に対する住宅種別評価

 そのほか本調査では、無線LANルーターの購入や利用の実態、接続している機器の状況、今後の購入時に望む機能などについて調査した。

 

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 【BCN調査レポート】無線LANルーター購入者調査報告書
 

https://www.bcnretail.com/research/detail/20190214_105570.html




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