いまや生活に欠かせないスマートフォン(スマホ)だが、いくら気をつけていても、つい取り落としてしまうことがある。落としたスマホを恐る恐る拾って、割れたり傷ついたりしていなければ、ほっと胸をなで下ろすこともしばしば。しかし運が悪ければ、画面にびっしりとヒビが入ってしまうことも……。電車の中でヒビだらけのスマホを使っている人を見ると、とても他人事とは思えない。そんなスマートフォンの液晶画面をプロテクトするのに欠かせないのが、液晶保護フイルムだ。今回、ロジテックの「液晶保護ガラスフィルムZ」を試してみた。


ロジテックの「液晶保護ガラスフィルムZ」。ダイレクト販売限定のためか、
パッケージはきわめてシンプル。質実剛健という感じだ

硬度9Hの日本メーカー旭硝子の超強化ガラス「Dragontrail X」採用で強度は抜群


 ロジテックといえば、PCの周辺機器メーカーとしておなじみのメーカーだが、古参のユーザーには、品質にこだわり国内生産を貫いていることでも知られて いる。今回試した「液晶保護ガラスフィルムZ」も国内で生産されており、ガラスの素材も日本メーカー旭硝子の超強化ガラス「Dragontrail X」を採用。品質は折り紙付きだ。表面硬度は9H。一般的なソーダライムガラスの8倍の強度があるという。割れにくいだけでなく、擦り傷なども付きにくい というこだわりの製品だ。今回はiPhone 6s Plus用のガラスフイルムを利用してみた。
 


貼る前にiPhone 6s Plusの上に置いてみた。
本体とほぼ同じ大きさで、画面全体をカバーできる

 ご存じの通り、iPhone 6s/6s Plusでは画面を押し込むように操作する「3D Touch」機能が新たに搭載された。このためフィルムなども「3D Touch」に対応している必要がある。もちろんこの製品も、しっかり対応している。ブラック、ホワイトが選べるほか、極薄の0.21mmと、しっかりと した厚みのある0.55mmが選択可能。また、脇からののぞき込みを防止できる視野角防止タイプもラインアップされている。

 旭硝子によると「Dragontrail X」の潜在能力を存分に発揮するには0.55mmの厚さが必要だという。液晶を守るという観点から最大限の保護力を追求するなら、0.55mmモデルがイ チオシ。加えて、薄くてスマートな0.21mmモデル、のぞき見防止の視野角防止モデルと、ラインアップは大きく三つ。用途に応じて最適なモデルを選びた い。
 


視野角防止タイプの0.21mmの極薄タイプを貼ってみた。
ガラスフィルムのため、よれたりせず、かなり貼りやすい

ほぼ全面をカバーしつつ違和感ない装着感


 まずは早速取り付けてみた。今回選んだのは視野角防止タイプの0.21mmの極薄タイプだ。パッケージにはフィルムのほかに、アルコールシートとクリー ニングクロス、埃除去シートが付属している。まずはアルコールシートでiPhone 6s Plusの表面をしっかりと拭いて、気になる指紋や微細な埃しっかりと除去する。さらにクリーニングクロスで表面を拭いたら、フイルムの裏面に張られてい る保護シートをはがして、iPhone 6s Plusの表面にフイルムを貼り付けていく。ポイントは、上部のスピーカーの穴と、下部のTouch IDの穴を合わせることだ。

 ガラス製のためフイルムそのものにはそれほど柔軟性はなく、曲がったりよれたりはしない。位置を合わせたらゆっくりと空気を抜きながら貼っていけばい い。最初は若干ずれてしまったが、再度はがして貼り直しても、特に違和感なく貼ることができた。最初はディスプレイ部の隅に空気が入ったように感じたが指 先でそとに押し出すことで違和感のない状態にできた。これなら、初めてでも安心して貼れそうだ。
 


堅いという触れ込みなので、ものは試しとカッターで傷を付けてみようとしたが、
つるつる滑って傷がつく気配もなかった

 0.21mmということもあり、貼り終えたあと、フイルムを貼る前と比べても全く違和感はない。高透過率90%以上で画面もクリアに見えるので、色目な どが変わることもなかった。「3D Touch」も問題なし。フィルムを貼ったということさえ忘れてしまいそうだ。また、一般的な保護フィルムの場合、スマホの周辺にわずかながらカバーでき ない範囲が残ることが多いが、「液晶保護ガラスフィルムZ」はほぼ全面ぴっちりとカバーしてくれるので、安心感も高い。
 

カッターもまったく平気、液体石けんも一拭き、指の滑りもスムース


 堅さを確かめるために、カッターナイフの刃を表面に走らせてみたが、抵抗なくつるつると滑る。樹脂製のフイルムとは違い、傷が付く様子はなかった。ま た、液体石けんを表面に垂らしてみたが、液体は広がることなく表面に水滴上に溜まり、ティッシュなどでさっと拭くだけで汚れも残らなかった。また、指紋も さっと拭き取れた。
 


液体石けん水を垂らしてみたが、さっとティッシュで一拭きすればすぐにきれいになった

 今回は視野角防止タイプを選んだが、本体を左右に振るとすぐに画面は見えなくなった。これなら、仕事上の大切なメールやプライベートなやりとりなどを横 からのぞき見される心配はなさそうだ。iPhone 6s Plusの液晶面を保護し、いざというときでも安心な液晶保護ガラスフイルム。これまでスマートフォンの液晶ディスプレイを割ったことのある方には特にオ ススメしたい。


視野角防止タイプ、少し斜めになると画面は確認できなくなる


 今回はiPhone 6s Plus用を利用したが、Xperia Z5シリーズ用も発売中だ。丈夫で液晶画面をしっかりと保護。さらに画面をきれいに表示でき、指先の滑りもよいロジテックの「液晶保護ガラスフイルムZシ リーズ」。高価なスマホの画面を守るために是非装着して、安心を確保しておきたい。