エプソンは、1月28日、シースルータイプの液晶ディスプレイをもつメガネ型ウェアラブル端末「MOVERIO BT-200AV/200」を発表した。

 発表会では、平野精一社長が「エプソンには、時計やプロジェクターの製造で培った光学技術やセンサ技術がある。『MOVERIO』は、これらの技術を結集して生まれた。『映像を楽しむ・情報をまとう・仕事を変える』という多様な使い方を提案できるデバイスで、今後どのような用途で利用されていくのか楽しみだ」と、「MOVERIO」の可能性を語った。 
 

期待を語る平野社長

「MOVERIO BT-200AV/200」への期待を語る平野社長

 「MOVERIO BT-200AV/200」は、両眼で視認するビューアとしての仕様と、周囲とディスプレイ表示が同時に視野に入るメガネ型情報端末の特徴をあわせもち、映像と情報の双方を快適に楽しむことができる。
 

「MOVERIO BT-200」と「ワイヤレスミラーリングアダプター」

「MOVERIO BT-200」(左)とHDMI接続用アダプタ「ワイヤレスミラーリングアダプター」

 アプリで機能を拡張できることも魅力の一つ。現時点では、Android端末向けのコンテンツ配信サービス「Google Play」には対応していないが、専用のダウンロードサイト「MOVERIO Apps Market」で配信するAR(拡張現実)を利用した独自のアプリによって、これまでにない新しい活用方法を提供する。 
 

独自のアプリを開発中

ハンズフリーで利用できることを生かした独自のアプリを開発中

 会場のタッチ&トライのコーナーでは、「MOVERIO BT-200AV/200」のさまざまな機能を体験することができた。付属のコントローラによるディスプレイの操作はPCのマウスのような使い心地で、手元を確認する必要はない。実際に、映像に集中できるように透過率を調整するシェード(ダーク)をグラスに装着し、動画を再生してみた。
 

 臨場感があるのはもちろんだが、外からはディスプレイに映る表示が見えないので、どんな場所でも周囲を気にせずにコンテンツを楽しめる。88gの軽量ボディに加えて、自由に調整できる鼻パッドなど装着感を高める工夫もあって、ウェアラブル端末と名乗るにふさわしい自然な使い心地だった。