レジャーの強い味方、タフネスデジカメ「μTOUGH」で水中撮影を楽しむ
レジャーシーズンの到来に備えて、新たなデジタルカメラの購入を考えている人も多いことだろう。そんな人にお勧めなのが、今回紹介するオリンパスイメージングの「μTOUGH-6020」だ。高い防水性と防塵性に加え、耐衝撃性能を備える。通常のスナップはもちろん、水中撮影や雨のなかでの撮影など、撮影が大きく広がる。今回は、そんな「μTOUGH-6020」で水中撮影に挑戦した。
春――。いよいよ春休みやその後のGWなどに思いをはせると、ムラムラと鎌首をもたげてくるのが、新たなデジタルカメラに対する物欲だ。特にこの時期は、各メーカーの新モデルが続々と店頭に並ぶ時期だけに、いやがうえにも物欲のボルテージは高まる。
数多くの魅力的な新製品の中からどのカメラを選ぶか。ここで筆者が提案したいのが、海でも川でも気がねなく使える「ヘビーデューティ志向のタフネスデジカメ」だ。防水・防塵性、堅牢性を備え、雨天や水中、砂塵舞う砂浜や高湿度のジャングル、さらには氷点下10度の極寒地など、あらゆるシーンで活躍する頼もしいヤツ。こんなカメラを選べば、撮影の幅は確実に広がる。今年のレジャーシーズンは、こうしたタフネスデジカメに注目したい。
タフネスデジカメのパイオニアといえば、オリンパスの「μTOUGH」シリーズだ。中でもこの春新しく登場した「μTOUGH-6020」は、耐水深度5mという高い防水性に加え、埃や砂塵などの侵入を許さない万全の防塵性、そして1.5mの高さからの落下に耐える強固な堅牢性を備え、まさに「タフネスデジカメ」と呼ぶにふさわしい。
肝心のカメラ部分の性能も申し分ない。非沈胴式レンズのカメラには珍しく35mmフィルムカメラ換算で広角28-140mmの光学5倍ズームレンズを搭載し、風景撮影などもお手のもの。動画撮影も、フルハイビジョンではないものの、解像度1280×720ピクセルのハイビジョン撮影に対応している。記録媒体はおなじみのSD/SDHCカードが使える。2GBの大容量内蔵メモリもレジャーの相棒として頼もしい。
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ここからは、実際の作例を紹介していこう。まずは、「μTOUGH」シリーズお得意の水中撮影。伊豆は戸田の磯へと連れ出した。
プログラムAEで撮影する「Pモード」と、シーンモードの「水中撮影モード」を使って水中撮影した。実際の色合いを忠実に再現するPモードに対し、水中撮影モードはより鮮やかな描写になる。このあたりは好みで使い分けるのが吉。「水中撮影」というと地上とは異なるテクニックが必要な難しい撮影だと思われるかもしれないが、「μTOUGH-6020」を使えばカメラ任せで美しい一枚がモノにできる。
オート、マニュアル、PC内合成と三つの方法でパノラマ撮影できるのも「μTOUGH-6020」の特徴の一つ。今回は、ガイド枠を目安に構図を決め、手動で写真を3コマ撮影した後で、カメラ内で合成を行う「マニュアル」でパノラマ撮影した。
操作に不慣れなこともあってやや不安だったが、1カット目から成功カットをものにすることができたのは驚き。一方、ターゲットマークとポインタを重ねて構図を決めると自動的にシャッターが切れる「オート」はちょっとしたコツが必要で、何度か失敗してしまった。
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特殊な効果をかけて撮影する「マジックフィルター」も、オリンパスならではの機能だ。彩度を高めて鮮やかに仕上げる「ポップ」、四隅の光量を落とすことでレトロなテイストにする「ピンホール」、魚眼レンズで撮影したような絵づくりの「フィッシュアイ」、輪郭を抽出して線描風にする「スケッチ」が用意されている。
続いて水中での動画撮影にも挑戦した。静止画撮影と同じく、難しいことは一切考えず、完全にカメラ任せで撮影。水中メガネで海底を覗いたときのようなちょっとした興奮が味わえて、なかなか楽しい。
オリンパスイメージング「μTOUGH-6020」
レジャー撮影の幅を大きく広げるタフネスデジカメ
春――。いよいよ春休みやその後のGWなどに思いをはせると、ムラムラと鎌首をもたげてくるのが、新たなデジタルカメラに対する物欲だ。特にこの時期は、各メーカーの新モデルが続々と店頭に並ぶ時期だけに、いやがうえにも物欲のボルテージは高まる。
数多くの魅力的な新製品の中からどのカメラを選ぶか。ここで筆者が提案したいのが、海でも川でも気がねなく使える「ヘビーデューティ志向のタフネスデジカメ」だ。防水・防塵性、堅牢性を備え、雨天や水中、砂塵舞う砂浜や高湿度のジャングル、さらには氷点下10度の極寒地など、あらゆるシーンで活躍する頼もしいヤツ。こんなカメラを選べば、撮影の幅は確実に広がる。今年のレジャーシーズンは、こうしたタフネスデジカメに注目したい。
水深5mでの撮影、1.5mからの落下に耐える「μTOUGH-6020」
タフネスデジカメのパイオニアといえば、オリンパスの「μTOUGH」シリーズだ。中でもこの春新しく登場した「μTOUGH-6020」は、耐水深度5mという高い防水性に加え、埃や砂塵などの侵入を許さない万全の防塵性、そして1.5mの高さからの落下に耐える強固な堅牢性を備え、まさに「タフネスデジカメ」と呼ぶにふさわしい。
水道でジャブジャブ砂を洗い流すことができる
肝心のカメラ部分の性能も申し分ない。非沈胴式レンズのカメラには珍しく35mmフィルムカメラ換算で広角28-140mmの光学5倍ズームレンズを搭載し、風景撮影などもお手のもの。動画撮影も、フルハイビジョンではないものの、解像度1280×720ピクセルのハイビジョン撮影に対応している。記録媒体はおなじみのSD/SDHCカードが使える。2GBの大容量内蔵メモリもレジャーの相棒として頼もしい。
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伊豆の海で水中撮影に挑戦、アーティスティックな作品もOK
ここからは、実際の作例を紹介していこう。まずは、「μTOUGH」シリーズお得意の水中撮影。伊豆は戸田の磯へと連れ出した。
プログラムAEで撮影する「Pモード」と、シーンモードの「水中撮影モード」を使って水中撮影した。実際の色合いを忠実に再現するPモードに対し、水中撮影モードはより鮮やかな描写になる。このあたりは好みで使い分けるのが吉。「水中撮影」というと地上とは異なるテクニックが必要な難しい撮影だと思われるかもしれないが、「μTOUGH-6020」を使えばカメラ任せで美しい一枚がモノにできる。
シーンモード「水中マクロ」にて撮影
[画像をクリックすると原寸大の写真を表示します]
Pモードにて撮影
[画像をクリックすると原寸大の写真を表示します]
オート、マニュアル、PC内合成と三つの方法でパノラマ撮影できるのも「μTOUGH-6020」の特徴の一つ。今回は、ガイド枠を目安に構図を決め、手動で写真を3コマ撮影した後で、カメラ内で合成を行う「マニュアル」でパノラマ撮影した。
カメラ内で合成したパノラマ画像
[画像をクリックすると原寸大の写真を表示します]
操作に不慣れなこともあってやや不安だったが、1カット目から成功カットをものにすることができたのは驚き。一方、ターゲットマークとポインタを重ねて構図を決めると自動的にシャッターが切れる「オート」はちょっとしたコツが必要で、何度か失敗してしまった。
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特殊な効果をかけて撮影する「マジックフィルター」も、オリンパスならではの機能だ。彩度を高めて鮮やかに仕上げる「ポップ」、四隅の光量を落とすことでレトロなテイストにする「ピンホール」、魚眼レンズで撮影したような絵づくりの「フィッシュアイ」、輪郭を抽出して線描風にする「スケッチ」が用意されている。
「ピンホール」で撮影
[画像をクリックすると原寸大の写真を表示します]
「ポップ」で撮影
[画像をクリックすると原寸大の写真を表示します]
「フィッシュアイ」で撮影
[画像をクリックすると原寸大の写真を表示します]
続いて水中での動画撮影にも挑戦した。静止画撮影と同じく、難しいことは一切考えず、完全にカメラ任せで撮影。水中メガネで海底を覗いたときのようなちょっとした興奮が味わえて、なかなか楽しい。