12台のプロジェクター内蔵デジカメを体中に取り付けて2人の男の子が踊る奇妙な動画「HELICOPTER BOYZ IN YOMIURI LAND」が動画サイト「YouTube」で人気を呼んでいる。

謎の男の子二人組「HELICOPTER BOYZ」

 すでに7万回以上再生されたこの映像は、よみうりランドで開いたイベントの模様とそのメイキングを2分49秒の動画に収めたもの。主役は2人の男の子。頭にヘリコプター風のプロペラを取り付けたヘルメットをかぶり、1人が白、もう1人が黒のジャンプスーツ風の衣装を身にまとっている。ヘルメットの正面と胸にはヘリポート標識に似た丸にHの文字をあしらったデザインも施されている。くるくる回るプロペラも相まって「ヘリコプター気分」は満点。映像は撮影しながらバンジージャンプをしたり、カメラをセットしたりといったメイキングの模様からスタートする。

体には後頭部、背中、両手両足と全部で12台のデジカメを装着

 体には、後頭部、背中、両手両足と全部で12台のデジカメを取り付け準備完了。内蔵のプロジェクターを使って舞台後ろのスクリーンに映像を映しながらかわいらしく踊る2人。体の動きに合わせて投影された画像が動く様子は見ていてとても面白い。途中、カメラの設定変更のために係員がカメラを操作する場面では、チアガール風の女性2人が大きな板を背負って登場し場をつなぐなど、手づくり感もあふれていている。

内蔵のプロジェクターを使って舞台後ろのスクリーンに映像を映しながら

 実はこの映像、ニコンが10月23日に発売した世界初のプロジェクター付きデジタルカメラ、「COOLPIX S1000pj」のプロモーションのために行ったイベントを記録したもの。当初9月に発売する予定だったが、想定の倍を超える注文が殺到したことから発売を延期した注目の製品だ。

ニコンの世界初プロジェクター付きデジタルカメラ「COOLPIX S1000pj」を使用

 イベントをしかけたのは日本を代表するクリエーターとして注目を集めているGT INC.のクリエイティブディレクター、伊藤直樹氏。新製品を「その場で撮って、その場で多くの人と共有できる」新しいジャンルの映像ツールとして位置づけ、ユニークで斬新な楽しみ方をデモンストレーションするのが目的だ。また、いままでにないアプローチでニコンの新しい一面を表現している。製品自体の商品力や話題性に着目し、普通の広告手法ではなく、口コミを広げていくためのバイラルムービーによる告知を狙ってYouTubeに公開したというこの映像。一見の価値がある。