シマンテック(木村裕之社長)は3月6日、統合型セキュリティソフト「ノートン 360バージョン 2.0」を同日より順次発売すると発表した。ダウンロード版は3月6日、パッケージ版は3月28日に発売する。


 07年3月に発売した、バックアップ機能、PCの状態を最適化するPCチューンナップ機能を加えた統合セキュリティソフト「ノートン 360」の最新バージョン。ウィルス/スパイウェア対策機能や、ファイアウォール、侵入防止機能などを搭載する。また、初心者にも分かりやすいように、インターフェイスを見直し、スキャン活動をPCの活動が一定時間止まったときに作動するようにするなど使いやすさを高めた。

 セキュリティ機能として、「ブラウザプロテクション」機能を新たに追加。ドライブバイダウンロードなどInternet Explorerの脆弱性を悪用する新種または未知の脅威に対応した。また、ネットワークセキュリティマップ機能を追加し、LAN上の全ノードや全体的なシステムの状態などを一覧で把握できる。


 オンラインバンキングやオンラインショッピングの普及に伴い、IDプロテクション機能も強化。フィッシング詐欺サイトなどへのプロテクションをかけながら、個人情報の自動入力や、信頼できるサイトへのワンクリック・ログインを可能にする。

 バックアップ機能では、前バージョンと同じく、2GBのオンラインストレージを無料で提供するほか、保存できるバックアップ先として、新たにiPodとブルーレイディスク、HD DVDをサポートする。また、右クリックでの個別選択できるようになり、バックアップ状態も色で明確に表示される。

 PCの状態を最適化するチェーンナップ機能では、不要なレジストリ項目を削除してパフォーマンスを最適化するデフラグ機能のほかに、ハードウェア構成やシステムリカバリポイントなどを表示する総合的な診断レポート作成機能を追加した。診断レポートは、保存や印刷ができ、トラブル診断に役立てられる。


 ラインアップは、3台のPCにインストールできる標準版と、10GBのオンラインストレージと、ノートン・ファイターのスペシャルコンテンツをセットにしたプレミアエディション「ノートン・ファイター限定版」を用意する。プレミアエディションは初回1万本の限定販売。


 価格は、通常版のダウンロードが8190円、パッケージが9800円前後、プレミアムエディションのダウンロードが9975円、パッケージが1万2800円前後の見込み。対応OSは、Windows Vista/XP。

 「360」にちなんで3月6日に会見を開いたシマンテックの木村社長は、「オンラインの脅威が増すなか、ますますセキュリティ対策が必要になる。日本人はまだセキュリティに対する認識が低いので、360度を守ってくれる統合型のセキュリティソフトを使用して欲しい」と語った。



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