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年賀状はがきのお年玉に当選したら? 景品や手続きを詳しく説明

暮らし

2023/12/06 19:00

 年賀状はがきの楽しみといえば、お年玉景品でしょう。近年は、現金も景品として登場しています。


 この記事では、年賀状はがきのお年玉にまつわるあれこれを紹介します。年賀状のお年玉の基本情報や当選本数・景品、当選した場合の対処法などをまとめたので、ぜひ参考にしてください。
 

年賀状のお年玉


 まずは、年賀状のお年玉くじについて紹介します。年賀状のお年玉くじとは「お年玉付年賀はがき」と呼ばれ、年賀はがきにお年玉くじの抽選番号がついたものです。

 抽選番号は、はがきの表面下部に載っています。住所の下にある「○○組○○」といった数字の記載が、お年玉くじの番号です。通常の宝くじと同じで、運営側が発表する番号と一致すれば当選となります。

 抽選会は毎年1月中旬に開催され、1等から3等までが決まります。その内容は年によって変わるものの、それぞれ豪華な内容です。近年は、現金やふるさと小包などが用意されています。

 新年の挨拶に加えて、「賞品が当たるかも?」という期待感を相手に届けられるお年玉くじは、日本独自のシステムです。日本郵便株式会社が運営しているもので、1949年(昭和24年)から始まっています。

 それ以前の年賀状では年賀専用はがきが存在しておらず、官製はがきを年賀状として使用していました。つまり、お年玉付年賀はがきの誕生により、年賀専用はがきが誕生したのです。

 実は、「年賀状をお年玉くじ付きにする」という発案は、国民によるものでした。京都在住の林正治さん(当時)による発案で、「年賀状が戦前のように普及していれば互いの消息も確認でき、落ち込んだ気分から立ち直るきっかけにもなる」と考えたそうです。その後、林さんは自ら見本のはがきや宣伝用ポスターなどを作り、郵政省へ足を運びました。郵政省の会議では、反対意見もあったようですが、紆余曲折を経て、お年玉付年賀状の採用が決定されました。これにより、「お年玉付年賀はがき」という世界で類を見ない制度が実現することとなったのです。

 1949年に、最初のお年玉付年賀はがきが発売されました。特等の賞品は、当時高級品だったミシンでした。そのほか、1等が純毛洋服地、2等が学童用グローブ、3等が学童用コウモリ傘、といった日用品が賞品として採用されています。

 導入後、お年玉付年賀はがきは多くの国民に喜ばれ、結果的に現在でも広く浸透するまでに至っています。
 

お年玉の当選本数と景品


 広く国民に浸透したお年玉くじの当選本数と景品には、どのようなものがあるのでしょうか。2024年用の当選本数と賞品は、以下のとおりです。
 

※1等賞品は、上記の3つの中から選ぶ選択制
電子マネーは、AmazonギフトカードやWAON、nanacoなど提携している各種電子マネーから自由に選択し、交換可能です

 当選確率でいうと、1等は「100万本に1本=0.0001%」です。かなり確率は低いため、あまり期待せずに吉報を待つのがいいかもしれません。

 そんなお年玉くじですが、当選しやすい番号はあるのでしょうか? 2019~2023年用の5年間の当選番号では、以下の3つの数字が多く登場するようでした。

1位:「1」
2位:「0」「6」
3位:「7」

 以降は、どの数字も満遍なく登場しています。当選番号はルーレットで決まるため、基本的には運です。あくまで過去の統計ということで、参考にしてください。

 また、景品も時代とともに変化してきています。近年の大きな変化でいうと、2014年用の年賀状から1等に現金が登場したことです。当初は1万円だったものが、2016年用から10万円に。さらに、2020年用からは30万円となりました。

 そのほか、過去の最上位賞品の一部は以下のとおりです。

1956年:電気洗濯機
1969年:8ミリ撮影機映写機セット
1983年:カラーテレビ
1989年:海外旅行券
1996年:ワイドテレビ、電動補助力付自転車、液晶モニター付ビデオカメラ
2020年:東京オリンピックの開会式ペアチケットと旅行券
 

はがきが当選したら


 最後に、はがきが当選した場合の対応についても紹介しましょう。当選番号は、例年1月中旬に実施される抽選会で決まります。当選番号は、日本郵便のWebサイトや新聞などで確認できるため、そちらで結果を確認してください。

 当選していた場合、当選した年賀状を郵便局へ持っていくことで賞品と引き換えてもらえます。賞品との引き換えは、抽選日の翌日から可能です。2024年の引換期間は、1月18日(木)から7月17日(水)まで。その際、当選したはがきのくじ番号部分は切り取らずに持って行くようにしましょう。

 なお、景品と交換できるのは当選者本人のみとされています。そのため、賞品引き換え時には本人確認ができる証明書が必要です。運転免許証(官公庁が発行した免許証、許可証または資格証明書等)・健康保険証などを持参すれば問題ありません。家族が当選したものを代理で受け取りに行く場合、同居しているのであれば受け取れます。同居していない場合は、委任状が必要です。

 また、会社宛ての年賀状が当選していた場合は、会社の関係者であることがわかる健康保険証や登記簿謄本などを用意していく必要があります。

 書き損じや未使用の年賀状が当たった場合でも問題なく交換できるため、送っていないはがきが手元にあるのであれば、そちらも番号の確認もしましょう。この場合、証明書は不要です。