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大阪産(もん)って知らん? ちょっと高いけどホンマに旨い究極のレトルト欧風カレー

グルメ

2023/06/02 08:00

夏だ、カレーだ、大阪だ! 食い倒れの街・大阪から、すごいレトルトカレーが誕生した。作ったのは、1971年創業の老舗『洋食 YOKOO』。新大阪駅新幹線改札内にも店を構えているので、出張や旅行時に見たという方もいるだろう。

その名も「大阪極(きわみ)カレー」。何がすごいって、その素材たちだ。食の大阪が誇る「大阪産(もん)※1」認証の質の高い食材が揃い踏み。「まだまだ知られていない大阪の食材の魅力を発掘し、全国へ発信したい」と、店主の横尾 淳さんが手がけた。

スター食材揃いの大阪産(もん)

まず、ゴロリと入っている牛肉と豚肉は、大阪に本社がある『チョーヤ』の梅酒の漬け梅をエサに育った柔らかくジューシーな「大阪ウメビーフ」と、朝ドラでお馴染みとなった東大阪で育てられたまろやかな「なにわポーク」。マイルドなカレーの味わいを作るのは、日本の玉ネギの発祥の地(※2)ともいわれる泉州『射手矢農園』の玉ネギの甘み、柏原市「カタシモワイナリー」のマスカットベーリーAの赤ワインのまろやかな酸味。
 
新・大阪極カレー220g 1780円(税込)

そして、辛さを調節できる別添えのスパイスは、堺にある『やまつ辻田』の「堺 鷹の爪」。2021年なにわ伝統野菜に認証された希少な国産純粋種100%を、このカレーのためだけに作ったものだ。辛いもの好きな方は、全体的にふりかけて食べてみてほしい。フルーツのような香りと鮮烈な辛みが、コク深い欧風カレーの味を引き締めてくれ、止まらなくなる。かけない方はうどんや牛丼などにぜひ使ってみてほしい。実は鷹の爪という名で流通している99%が外国産の他品種で、国産純粋種は絶滅危惧種。

それだけ貴重な大阪食材が使われているカレー。レトルトに1780円は高く思うかもしれないが、「一般的なレトルトカレーの4~5倍の原価率となりましたが、絶対満足していただける味です」と横尾さんは胸を張る。電子レンジか湯煎で温めるだけで、レストランの欧風カレーに。今夏、ぜひ大阪の食を感じながら味わってみてほしい。

※1…大阪産(もん)とは、大阪府域で栽培・生産される農産物、畜産物、林産物、水産物と、それらを原材料として使用した加工品のこと。
※2…北海道と同時期とされている。

 
常温で日持ちもするのでギフトにもお薦め。
「あまからセレクション」では『洋食 YOKOO』の
「ビーフたっぷりカレー」を取り扱い中。

『洋食 YOKOO』オンラインストア通販サイト
http://yokoo-store.com/ 
電話/06-6453-0409

※こちらの記事は、関西の食のwebマガジン「あまから手帖Online」がお届けしています。