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「JRE POINT ステージ」の上げ方は? ビューカードと鉄道カテゴリの利用は必須

 JR東日本グループの共通ポイント「JRE POINT」は、通常ポイントと期間限定ポイントに分かれます。期間限定ポイントは、期限を過ぎると利用できないため、現金よりも価値は劣ります。対して、通常ポイントは退会しない限りずっと利用できるので、ほぼ現金相当といえます。今回は、2023年10月1日から、4段階の「JRE POINTステージ」が適用されるJRE POINTについて、ステージアップのコツを説明します。

※本記事の内容は2023年5月16日時点の情報に基づきます。最新情報は公式サイトやアプリでご確認ください。
 
「JRE POINTステージ」は2023年10月スタート。
集計対象期間はすでに始まっている

JRE POINTはこれから伸びそうな有力ポイント

 JRE POINTは、1ポイント1円相当としてポイントのまま加盟店やJR東日本の各サービスで利用できるほか、買い物も可能な交通系電子マネー「Suica/モバイルSuica」に最小1ポイントから1ポイント単位でチャージできるので、利用シーンが広く、何らかの理由で退会したい場合もポイントを使い切ってからの退会が可能です。
 

 新たに導入する「JRE POINTステージ」は、23年3月1日~8月31日を初回判定期間とし、集計対象期間(6カ月間)のJRE POINT(通常ポイント)の獲得ポイント数と条件達成(JRE POINT WEBサイトへのSuicaの登録とビューカードの登録)に応じてステージを判定。「ステージ3」以上なら期間限定ポイントアップキャンペーン、「ステージ2」以上ならNewDaysアプリでの会員限定クーポン配信といった特典を受けられます。
 
「JRE POINTステージ」のステージランクと判定条件

 ステージ判定にあたり、一定数以上の鉄道利用・買い物による獲得ポイントが必要。具体的には、「ステージ3」は鉄道カテゴリ・買い物カテゴリから各300ポイント以上の獲得と1000ポイント以上の利用、「プレミアム」は鉄道カテゴリ・買い物カテゴリから各1000ポイント以上の獲得と3000ポイント以上の利用が必要です。よってJRE POINTをため、ステージを上げるコツは、クレジットカードの「ビューカード」に入会のうえ、「買い物カテゴリ」に該当するJRE POINTカード・アプリの提示でポイントがたまる加盟店での買い物や、「買い物カテゴリ」または「鉄道カテゴリ」に該当するJRE POINTウェブサイトに登録済みSuicaでのリアル店舗やオンラインサービスでのSuica決済、そして、「鉄道カテゴリ」に該当する登録済みSuicaでのJR東日本線の乗車が必要となります。
JRE POINTステージの獲得ポイント集計対象・対象外となる
ポイント一覧

 つまり、この「JRE POINTステージ」は、ビューカードを保有していても、JR東日本の在来線・新幹線(有料特急やグリーン車含む)に対象の決済方法で一切乗車しない人は「ステージ2」止まり、それらを一定金額以下しか乗車しない人は「ステージ3」止まりという、自社クレジットカードと自社線利用者を優遇する顧客還元プログラムです。いわゆる「囲い込み策」ですが、納得できる条件ですね。
 

ステージ3以上を目指すならビューカードに入会しよう!

 最後にビューカードを紹介します。ビューカードは、還元率が最大1.5%・通常0.5%(ゴールドカードは最大8%)のクレジットカードで、独自の特徴として、オートチャージ対応Suica機能付きカードも選べます。JRE POINTには複数のSuicaを登録できるので、メインはモバイルSuica(スマートフォン)、Suica付きクレジットカードはスマートフォンの電池切れ時に使う予備や券売機での購入用など、シーンに応じた使い分けが可能。また、最近発行されたビューカードはJRE POINTカードも兼ねているので便利です。
 
「ビューゴールドプラスカード」の新規入会キャンペーン告知

 最上位の「ステージ4」を目指すなら、鉄道、駅ビル・駅ナカでの買い物、シェアオフィス、シェアサイクル、「JRE MALL」でのふるさと納税など、多彩なJR東日本のサービスを幅広く利用すること。一方、ビューカードを保有しておらず、新たに入会したくない人は、NewDaysアプリのクーポンなどがもらえる「ステージ2」の条件「半年間でJRE POINT300ポイント獲得」だけを目指すといいでしょう。