【記者のひとこと】「節電の夏」にビジネスチャンス

コラム

2023/03/09 10:00

 都内に本社オフィスを置くエプソン販売は、昨年12月の電気代が前年同期比で41%も増えたそうです。鈴村文徳社長は「今年の夏に向けてさらに電気代がかさむ」と懸念しています。

 オフィスの電力消費量の約10%はプリンタ・複合機が占めているそうです。トナー方式の複合機をエプソンのインクジェット複合機に置き換えれば、最大で2~3%程度まで低減できる可能性があるとのこと。

 夏と言えば、電力消費量がピークを迎える時期。同社は、オフィスの節電意識が高まるのをビジネスチャンスと捉えて、インクジェット複合機の売り込みに一段と力を入れる方針です。(安藤章司)

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