【記者のひとこと】認知症を予防するために

コラム

2022/12/07 10:00

 高齢社会が課題となっている現在、認知症患者の数は増加傾向にあります。厚生労働省によると、2020年に約600万人と推計された高齢者(65歳以上)の認知症患者数は、25年には約700万人に上ると予測されています。これは高齢者の約5人に1人が認知症になる計算です。

 認知症は、高血圧や糖尿病、肥満といった生活習慣病と密接に関係しているとの報告があり、認知症を予防するためには、生活習慣を改善することが重要だといわれています。

 NECグループのフォーネスライフは、デジタルヘルスケアサービス「フォーネスビジュアス」に、20年以内の認知症発症リスク予想の検査項目を追加しました。「早期発見よりもっと早く」をコンセプトに、生活習慣の改善を支援していく考えです。(大向琴音)

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フォーネスライフ、認知症の発症リスクが予測可能に 「FonesVisuas」に検査項目を追加